2016-01-01から1年間の記事一覧

真田丸28話 「受難」

受難というとキリスト教用語のイメージがありますね。 真田丸での秀次の死 秀吉が追い詰めて殺した説と秀次が勝手に切腹した説があるんですけどその両説をうまく繋ぎ合せていてよく考えたなーと思いました。 理由もなく秀次が高野山へ行ったのでは困るので謀…

【ネタバレあり】真田丸27話 「不信」

普通秀次と秀吉の話で「不信」と来たら秀吉が秀次を信じない話じゃないですか。でも真田丸だと逆なの。なるほどなー。秀次の死には色々な説があって、秀次が勝手に切腹してしまった、それに秀吉がキれて秀次の死後縁者にあんなことを……というものもあり、そ…

真田丸26話 「瓜売」

あの、ギャグパートで重さのバランス取ってましたけど、今回はこれまでで一番シビアな辛さが描かれていませんでしたか。 秀次です。 自分の子供が生まれて、そして死んで。子供ができたと聞いた時は喜んでいたのに、生まれた時には不安になり、その子が死ん…

真田丸25話 「離別」

このタイトルなものですから利休鶴松とおとりばあ様まで逝くのかと思いきやおとりばあ様は残留でした。 珍しい利休の造形 最期まで欲得づくの利休でした。先週の切腹前の憑き物が落ちたような氏政と全く正反対の死ぬ間際まで妖怪のような切腹直前の利休。 利…

【ネタバレあり】真田丸24話 「滅亡」

ついに来ましたこのタイトル。たけき者も遂には滅びぬ。 チータスじゃん! 小山田高木義兄上が面白キャラ扱いっていうかしゃべり方がトランスフォーマービーストウォーズでチータスという面白キャラを演じていた時に似ていて笑ってしまいますし「すごく気に…

【ネタバレあり】真田丸23話 「攻略」

迫真小田原ホロン部! 高嶋氏政の物凄い演技に圧倒されますわい。ここのところますます真田丸が面白くて人生が楽しい! 信繁のシフトチェンジ 真田源次郎信繁は記録を見る限り最後の一瞬武勇で輝いた人ですけど、これを弁舌マンに仕立て上げて色々な所に絡め…

真田丸22話 「裁定」

次回は戦国裁判! とか宣伝してましたけど前に古畑源次郎かなと思ったら普通の真田丸だったので今回も普通の真田丸なんでしょと思ったら結構逆転裁判だった。堺さんが主役をやっていた弁護士ドラマリーガルハイというのがあってそちらを思い浮かべた方が多い…

真田丸21話 「戦端」

真田丸の三成は滋賀県が作ってる武将と〜言えば三成〜♪のCMを体現している素晴らしいキャラですね。 信繁子をあやせない 信繁も親なのにね……一緒にいたことがない。気の毒。 死の商人なのか千利休 三成がホワイトだと対応して千利休がブラックになるシステム…

【ネタバレあり】真田丸20話「前兆」

戦国推理ドラマとか言ってて今週は古畑源次郎ですか、室賀殿を呼べ! と思ったのですが別に全然いつものでしたし怖すぎ。これからしばらくは毎週こういうホラードラマやるんです? 今回は落書事件というわりとどうでもいいっぽい事件を扱いながら豊臣政権の…

真田丸19話 「恋路」

このサブタイトルなのにまるきり暗黒話なのでした。秀長公もすでに病を得たということでこれから大坂は地獄だ! すみません、既に地獄でしたね。ではハイパー地獄だ! 茶々「見つからなければいいことです」 信繁も1話開幕で「見つからなければいいことです…

【ネタバレあり】真田丸18話 「上洛」

昌幸パパ「上洛はせん!」 いきなりサブタイ否定しないで! しかしようやく信繁は三成を刺激しない文面を書けたのですね。 千リキュール 信繁千利休のお茶飲めて良かったね。でも口緑にしてお作法はまだなのね。 「悲しみのあまり別人になってしまう」 お松…

真田丸17話 「再会」

再会:秀吉と家康、信繁と姉、旭と大政所の3セットでしたか。 先週のラスト「立っているものは死亡フラグでも使え」かと思ったのに何もないって何事! 先週信繁が「私が会ったこと秘密にして置いてね」と言ったら茶々が「大事ない、任せて」というのは「私が…

タクティクスオウガオーケストラコンサート

タクティクスオウガのオーケストラコンサートに行ってきました。 テンプルナイツ交響楽団2nd stage http://templar-orche2.tumblr.com/ いやー、素晴らしい。タクティクスオウガ愛しかない。 まずOverture MCの方が黒ずくめ+黒帽子で登場! ブラックプリン…

【ネタバレあり】真田丸16話 「表裏」

このドラマのタイトルは真田丸。サブタイが「表裏」ときたら真田昌幸のあだ名「表裏比興」でしょう! ということはのらくら昌幸パパが綱渡りする話をやるのかなと思ったら全然違いました。大坂城の表裏でした。 前回秀吉に関して「ニコニコしてたと思ったら3…

真田丸15話 「秀吉」

うーむ本当に秀吉という回だった。そして濃い。大坂秀吉編の登場人物はこういうやつですっていうのを一気にやった。 これまで秀吉は滝川一益の回想で一瞬しか出てきてないんですよ。あとは全部伝聞。ここまでもったいつけたからには必ず何かあるんだろうと思…

真田丸14話「大坂」

人質とはなんなのか 景勝「きっといい奥さんだったんだね。つらいよね。つらいなら一旦上田に帰ってもいいよ」 もう直江も突っ込み入れなくなってしまいました。 景勝と信繁と直江 信繁の鬱屈は梅を守れなかったことだけではなくてなんつーんですか、信尹叔…

真田丸13話 「決戦」

戦国時代稀に見るジャイアントキリングのはじまりじゃー! と思いましたけどYAZAWAさん再三の北條追い返しの方が凄いんですよねえ……。まあ、あれをどこまで信じるのかというのはありますが。 上杉の援軍的ななにか 海津城は出てきましたが前回紹介した須田満…

真田丸12話 「人質」

戦国オアシス上杉家 今週は戦国オアシス上杉家でしたね。 室賀さんロスの視聴者の心を優しく癒す上杉景勝&直江兼続。 景勝はもう信繁にぞっこんなダメな大人ですし(まだ30になってませんけどね)、兼続も「あーお屋形様がお前のせいでやる気出したおかげで…

【ネタバレあり】真田丸 第11話「祝言」

※タイトルにネタバレありと書いている時は今後歴史上起きる出来事に触れています。 室賀さんは昌幸パパ上評価してたんだなあ……。 騙されたことを知る室賀殿、を見る信尹おじさん。 若者チームでの報告 今回は祝言です! まずは信繁がみんなに報告して回るよ…

真田丸 第10話「妙手」

時系列の整理があるようです 今回は天正11年(1583)年のお話ですが、前回と今回を含めて話の流れがわかりやすくなるように出来事が前後して整理されているように思われます。 真田の虚空蔵山城攻め:3月 上田城着工:4月 YAZAWA、上杉に従属:6月 YAZAWA、…

【ネタバレあり】真田丸 9話「駆引」

3/10追記しました。追記分は下線を引いてあります。 氏政の鷹 よく見たら氏政の鷹がコーエーマップに飛び出して信尹おじさんの脱出から何から何まで今週の展開を見てるんですね。 梅と信繁 ときり 信繁は先週パパが黒すぎて凹んでます。梅は賢いので前に「何…

【ネタバレあり】真田丸8話 調略

萌えキャラ徳川家康 みんなこの人がラスボスだということ忘れますよね。なんなの。でも頭は回る。 きりの梅へのマウント 梅の応答の最後にいちいち(棒)って付いてるし最後にナタドーンで怖いっす! そう言えばこの子強いんだった。しかしこのバトルも最終…

kindleで三国志の本を出すと文字化けとのバトルになる 私の対処法

先日冬コミで頒布した三国志本のkindle版を発行しました。お陰様で一時期世界史部門で3位まで行きました。なぜか韓国朝鮮史部門のランキングにでているんですけど私は中国史で登録したんですけどね……一体なぜ。正史三国志の注の注と正史三国志を紹介する本を…

真田丸 7話「奪回」

木曽義昌 遂に出ました初回から裏切りマンとして名前だけでていた信濃西方の雄。信玄の娘を妻としながら真っ先に裏切って織田の侵攻路を確保したのがこの人です。あの旭将軍木曽義仲の子孫といいます。義の字が代々受け継がれるわけですね。しかしコッテコテ…

【ネタバレあり】真田丸小ネタ 第6話 「迷走」

姉上水落ち 水にドボーンって落ちて死体が上がらない場合生存フラグ。 というのは特撮のお約束でした大河にあてはめちゃダメですね。 いや仮面ライダーアギトって番組でギルスって副主人公が何週間も川に落ちたまま流されていたんですが後で復帰したんですね…

「正史三国志の注の注と正史三国志を紹介する本を紹介する本」kindle版を販売開始しました

コミックマーケット89で頒布いたしました「正史三国志の注の注と正史三国志を紹介する本を紹介する本」のkindle版を販売開始しました。以下からお求めいただけます。正史三国志の注の注と正史三国志を紹介する本を紹介する本作者: れらしう出版社/メーカー: …

【ネタバレあり】真田丸小ネタ 第5回「窮地」

デデーン! 笑ってはいけない神君伊賀越え72時! 窮地って今後何回あるんだよ真田家という感じはあります。 今回のテーマは情報格差でしょうか。 ノブ「自分を信じて行けい、Go!」 そんなのいるわけない。あと霊界から情報を引っ張ってはいけない。 信忠 ノ…

断り書きについて・秩石について・取り扱う項目について

※「お勉強」タグが付いている記事は発行予定の本を執筆するにあたっての私の勉強メモです。読みづらい、わかりづらい点、認識誤りなどがあるかも知れません。認識誤りについては指摘をしていただけると大変うれしいです。 断り書きについて 何を調べたらいい…

【ネタバレあり】真田丸小ネタ 第4回「挑戦」

「同じ裏切り者でも格が違う」 小山田が処断されたことに不安を覚えるアナ雪。に対する家康。家康、表ではたぬきしてアナ雪を歓待していますが裏では嫌っているわけで、次回の神君伊賀越えではどうなることやら。案外アナ雪は陥れられるのかもしれませんね。…

「後漢・三国時代の官職を紹介する本」で明らかにしたいこと

※「お勉強」タグが付いている記事は発行予定の本を執筆するにあたっての私の勉強メモです。読みづらい、わかりづらい点、認識誤りなどがあるかも知れません。認識誤りについては指摘をしていただけると大変うれしいです。 文官の官職(この書き方が適切かど…