【ネタバレあり】真田丸18話 「上洛」

  • 昌幸パパ「上洛はせん!」

いきなりサブタイ否定しないで!
しかしようやく信繁は三成を刺激しない文面を書けたのですね。

  • 千リキュール

信繁千利休のお茶飲めて良かったね。でも口緑にしてお作法はまだなのね。
「悲しみのあまり別人になってしまう」
お松の話かな? 茶々の話かな? この後の秀吉の話かな?

  • やっぱり上杉家は大天使だった

「さっさと上洛しろ! 上杉の面子を潰すな!」
言い方は悪いけど景勝がガチ心配しているので兼続も真田へ忠告しに行かざるを得なかったんやな。でも本気で心配していると言えないんやな。だからこんな言い方になるんやな。やっぱり真田と上杉は固い絆で結ばれているんやな。でも昌幸パパがそれを言っちゃいけないんやな。

  • 「大名 or Die」

Dieを選んで首から上だけ秀吉に会ったのが北條氏政さんです。

  • 上洛したくないなあ

ばば様「いざとなれば裏切れば良い」
武田フレームから抜け出せないパパ上へのばば様のアドバイス。パパ上が物心ついた頃には真田は武田の家臣だったわけですけどそもそも真田を真田郷から一旦追い出したのって武田信虎(と諏訪と村上)なんですよね。その後幸隆(ばば様の夫)が信玄と組んで真田を回復する。その頃のことをばば様は知ってるから武田フレームから飛び出す発言ができる。あと真田は女性まで皆真田ですね。

  • 信繁の気配り

一席を秀吉が設けたと言って信繁がお金払ってるとかさあ、昌幸パパへの気遣いがなんかこう、悲しい。三成に古寺を宿場として手配されちゃって変更も拒まれたし、(大谷刑部がこれ見てて気にかけてくれてるのよね)信幸あんちゃんもキれてるし、パパは自分の分限がわかってないっぽいからフォローしないと……ってことでしょう。パパはそれに気付かず「♪大坂城どう攻める〜?」とか言ってるし。ああ。
そして出浦さんは「自分が明智光秀になってもいいぞ」とか言って滅茶苦茶かっこいい。自分が光秀になるというのは自分が秀吉を殺すぞってだけじゃなくて謀反人になった自分を討って名も上げちゃえよってパパへ言ってるわけですごくかっこいいんですけどそれにノリノリになってる場合じゃないんですよねパパ上。

  • 昌幸パパの背中が小さく見える

かなしい。
ここへ来て急速に小者感出てきたパパですが、別に急に頭脳の冴えを失ったのではないと私は思います。
上田編で一番高い視点を持っていたのが昌幸パパだったわけですけど、大坂編ではそれは秀吉。そのそばに信繁が侍っているので、昌幸パパが下に見えてしまう……というお話。
前回書きましたけど昌幸パパは戦略はそんなに得意ではないのは前からです。北條と徳川をぶつけて漁夫の利ウッシッシって言っていたら「えっ、和睦??!!?!?!」となっていましたよね。だからここへ来て急にダメになったわけではないのです。昌幸パパは状況へ対処するとか、戦術は得意ですけど、状況をどう動かすかとか、戦略は苦手なんですね。やっぱりそういう意味でも、武田信玄の軍師のままで居られたら幸せだったんでしょうねえ。
あと大坂へからは情報がうまく取れてなさそうというのもありますか。信繁に頼りきり(信頼度が高い!)で信繁メールは三成にブロックされてるからなあ。

  • 進物とパパ上と信幸兄ちゃんと三成と大谷刑部

パパは「♪大坂城どう攻める〜?」とか言ってたけど太夫のところでトイレに行って大坂城を見たあたりからなんか気付き始めた感じがしますね。だから進物準備してる時にすでになんかそわそわしてた。
三成「色合いが悪い。ケースを入れ替えろ」
翻訳「折角の進物だけどこのままだと派手好きの殿下は見た目だけで拒絶するかも知れないから、少しでも気に入ってもらえるようにケースを派手な色の物に替えてみましょう。ケースはこちらで用意しますよ」
三成良いこと言ってるんだけどなあ。言い方悪すぎだよなあ。
あと毛皮が臭いとか言われてパパマジでしょんぼりしちゃった。さっきまで自分が欲しいくらいって言ってたのに「すぐに下げろ」とか言ってるの凄く自分がわかっちゃった田舎者って感じでさびしい……。正装も鎌倉武士ですか? みたいな感じだしそう言えば太夫に「貴方も飲みませんか」とか踊り子さんに手を出そうとするのも凄く田舎者だった。
そこで信幸兄ちゃんは「毛皮は臭い物なの!」「父上は何も間違ってはおりませぬ!」とガチでパパ派なの良かった。信繁には「パパずれてきてんじゃないの心配」とメールして何度も進言してスルーされてるのに「だから言ったじゃねえかクソ親父!」ってならない。やさしい。真田の冷遇(当然の対応なんだけど)に対してもパパより怒ってるしね。ないがしろないがしろないがしろって大名でもないみたいに言っちゃったけど(パパ上への追い討ち)。まあ嫡男だしパパ上イコール真田イコール自分が馬鹿にされたって図式なのかもしれないけど。信繁は次男だからな。
あと大谷刑部がナイスフォロー入れたのも良かった。三成も少しは刑部を見習えよな。楠木正成と言えばバトルのガチでレジェンドですから言われて良い気分がしないわけがない。しおれてたパパ上も急につやつやして。ひょっとしたら大谷刑部は「みっちゃんまたそうやって人をしおれさせて! ちょっと励ましてくる!」みたいな感じで来たのかもしれない。天使か。

  • 秀次が会う

秀次慣れてなさすぎ。昌幸に頭下げる必要なんかないのよ。「治部」と言えばすべて三成が全部やってくれるシステム、秀次も使うのね。治部システムは甘え。
秀次は秀吉の後継として一応仮置きされているので死ぬほど失礼というわけでもないけど、これに兄ちゃんが怒っちゃったので信繁が動いた!

  • 秀吉への恫喝

「真田舐めんなよ!」
「儂を恫喝するのか!」
恫喝するまで興味ねえなって顔してた秀吉笑ってるし。政宗を気に入る秀吉ですからこういうの好きなんだろうなあ。でも恫喝した報いはきちんと返す。
茶々の前で「天下の平和のために頑張ってる」と言っちゃったからね、断ると平和が遠のくぜって言ってる信繁の恫喝を拒絶したら茶々に嘘ついたことになるもんね。信繁、きちんと成算あって恫喝してる。茶々はやっべこれ信繁殺されるかもじゃん、信繁の言うこと聞いて秀吉に繋ぐんじゃなかった、って顔してたからやっぱ茶々頭は回るんだよなあ。

  • 秀吉が会う

三成がくせえって言ってた毛皮をちゃんと着て来るのよ。そしてキラキラ目で良く来てくれたー昌幸ーって言うのよ。人たらしマンですよ。ひょっとしたらこれも三成と示し合わせてるのかもね。でも家康の時に比べるとやる気ねえなあ。
そして秀吉の目からキラキラが消えてお前んちは徳川の与力ね、とこうくる。秀次の面会の時には言われなかったことなので、これは信繁が恫喝したからだな。ちゃんとツケは払えと。あとまた治部システムだった。相手にとって嫌なことは三成に言わせることができるシステムでもあるぞ!
あと加藤清正が控えてるのはいざとなったら……ってことなんでしょうね。

  • お松復帰

ろくでもねえ思い出話しかないの! 持ちネタ1個しかないパパ上ひどいぞ!
それを聞いて本人は「奇人ですね」→「姉上ってやめてくれません? せめて妹に」
やっぱり本人じゃねーか!
結局かかとのカサカサで記憶が戻って、何だそりゃって思うんですけど、かかとのカサカサは夫の高木小山田を庇って茶番してる時のフレーズなので、やっぱり愛なんですよ愛。しかしお松が死んだと聞いた時「そういうもの」と言っていた父上が大喜びですからね。覚悟ができているだけであって愛はすごくあるんですね。

  • 家康がこんなに馬鹿笑いしてたらきっとあとで痛い目見ますわ。

でも実は真田は本領安堵、家康からの復讐禁止を勝ち取ってるので大勝利なんですよね。あとはパパがぐっと我慢するだけではある。お松が帰ってきたのでそのぐっと我慢できる気力を手に入れることができたパパ上。
家康はなんか「だ…駄目だ まだ笑うな …こらえるんだ… し…しかし…」って感じから結局どわっはっはって笑ってますけど真田への復讐は封じられてるし真田ってクソ面倒なやつらと沼田問題というクソ面倒な課題をセットで抱えさせられていますからね? わかってるのかな? 北條が真田を攻めたら守らないといけないんですからね?

  • 信幸兄ちゃん

信幸兄ちゃん、信繁に嫉妬っぽい発言が増えてたけど普通に兄弟大仲良しで良かった。
パパ上への冷遇をパパ上より怒ってたり、「もうバトれないのか。生まれる時代が遅かったのかも」とか強そうな発言が出てきた。気配り上手だから線が細いイメージがあったけど、猛将だもんなあこの人。

  • きり

すっかり毒気が抜けた! 先週良い仲とか言われたせい? でも来週茶々と信繁が抱きあってるっぽい!

  • おこうさん

今回病弱ギャグがなかった! ご飯もきちんとよそえた! でも来週稲姫来るっぽい!