【ネタバレあり】真田丸小ネタ 第4回「挑戦」

  • 「同じ裏切り者でも格が違う」

小山田が処断されたことに不安を覚えるアナ雪。に対する家康。家康、表ではたぬきしてアナ雪を歓待していますが裏では嫌っているわけで、次回の神君伊賀越えではどうなることやら。案外アナ雪は陥れられるのかもしれませんね。

  • わざと掴ませた偽書状で逆脅し

「っつーかその書状何か変な手で手に入れたでしょ、うちら弱小にとってはそういうの困るんですよ。かくなる上は、信長公には、上杉からわれらを守り抜いていただかなくては困りますぞ!」
なんか逆に脅し掛けてるし何なの良く言うわーパパ。

  • たぬき対決

昌幸の作戦を家康見抜いてやんの。武藤喜兵衛だったことをとぼけたから警戒されたんですかね。何気に昌幸は「この場に偽りなどあってはならぬこと」と家康にやり返してますけど。直江がこんなところにいるはずないですもんね。でも先に昌幸が目を逸らしたな。三方が原の話してたからパパは家康のことを舐めてたんだろうな。多分書状の真偽なんかはノブにとってはどうでもいいんだろうな(でも信忠はそう考えてないっぽい)。上杉とは前々から文通自体はしているし、いないと思うけどもし直江がここに居ても直江ほど頭が回るなら(恩を売るために)助けてくれるかも知れないしくらいのことは昌幸は考えていたかもしれない。なので全ツッパ。いいなあ。
家康が先に引っ込めた。そして「武藤喜兵衛どの」。ここのパパの顔なかなか良かった。
こうしてお互いに油断のならぬやつという気持ちを高め合ったわけで。

  • 「お前が何をしたというのだ!」

武田を下した際に光秀が「いやー我々が骨を折った甲斐がありましたな」と言ったところ信長が急にぶち切れて「お前が何をしたというのだ!」と乱暴したという話が残っています。まあ武田攻めに光秀はほぼノータッチですけど、ぶち切れる所ですかねそれ。その乱暴シーンだけを信繁が目撃したわけですね。ところで光秀暴行を受けながら何か笑ってませんでしたか。何かのプレイなのではと言ってる人までいるし。ノブ引いてた? し、そっかープレイで本能寺まで行きついてしまうのか……(呆然

恐怖の武将森長可の名前が出ましたね。またの名を鬼武蔵。ネットの一部で大人気。とんでもない世紀末武将でたとえば前回高遠城がしっちゃかめっちゃかになっていたの多分この人のせい。抵抗を続ける城衆に対し、屋根の上へ移動して屋根を引っぺがし上から火縄銃の雨を降らせたとかそういう怖い人。あと外道。外道ゆえ本能寺の変後の混乱にも無事生き延びるのですが、出番はあるのでしょうか。

  • 姉上の人質作戦

色々な苦難を乗り越えてやっと安土に来たら6月1日とかすごくギャグの溜め感ありました。本能寺の変は6月2日未明。つまり本能寺の変まで24時間を切っている! 折角うまく行ったのに台無し感が。上げて落とす感が。

  • タイムスケジュール

武田滅亡から本能寺の変まで短過ぎ! という話がありますが実際短いのです。
武田家滅亡:天正10(1582)年3月11日
本能寺の変天正10(1582)年6月2日
3か月も間がない。だからあの展開でおかしくないですし、もうちょっと武田も粘れていればなあ。そしてこの短期間で支配を安定させられるわけもなく甲斐信濃に展開した織田家の面々も酷い目に遭うのです……。

  • ノブ、ナレ死

死ぬシーンを直接描かれず「死にました」とナレーションで殺されることをナレ死といいますが、信長がナレ死というのは死ぬほど珍しいのではないでしょうか。

  • ひとこと

これまでノブは恐ろしいイメージだけ伝えられてきました。たとえば高遠城にノブを迎えることになっている家康は石川数正にやたら細かく掃除の指示をしていましたがノブが几帳面で怖かったからではないですか。
今回初めてきちんと登場したノブは土足ブーツでカツンカツン言わせて出てきてこれまで最強キャラであったパパもたじたじ、面構えの話だけしていなくなる。そしてキンカ頭を虐待したかと思ったらもう退場という。出番なさすぎなのにものすげえインパクト。温水小山田もそうですがケチケチせずぱーっと使い切ってしまいますね。好感です。
今回は私欲大河って感じが良いですね。姉上「松もお家のために働きとうございます!」→私欲 母上「娘が可哀相」(でも自分が行くとは言わない)→私欲 しばらく様子見してたお兄ちゃんも良い。お兄ちゃんが勘づいたんだからパパが何かあるなと勘づかないはずもなく、でも感付いたのでそのまま行かせたんだろうなあ。
来週は神君伊賀越え! 本多忠勝が変身して家康を救う! 「我々永禄ライダーは貴様ら天正ライダーなど認めん!」