名将の采配

名将の采配最終回 ザマの戦い

カルタゴのハンニバルとローマの長い戦いに決着が付いた戦いですね。 以前ハンニバルがやったことをそのままハンニバルがやり返されるという悲しい戦いです。ハンニバルの兵法というのはわりとわかりやすく、 精兵で敵の攻撃を正面から受け止めている間に ヌ…

最終回を迎えましたね

面白かったので、第3シーズンがあることを祈って。これまで、「関ヶ原の合戦」「川中島の戦い」では異説の紹介 http://d.hatena.ne.jp/rerasiu/20100728#p1 http://d.hatena.ne.jp/rerasiu/20100729#p1「官渡の戦い」では虚を衝く事の重要さ http://d.hatena…

今週の名将の采配「長篠の合戦」は素晴らしかった

もう少し詳しい説明も欲しかったなと思わないでもないですが、番組のカラーとか放送時間を加味して考えれば削らざるを得ないのは明らかなので、私はあれほぼ満点だったと思います。 私としては長篠の合戦においてぜひ押さえておきたいポイントがきちんと押さ…

スーパー戦国ヒーローユッキー

という取り上げ方になってしまうのは仕方ないのかなあ……題材は題材ですけど結構ライトな感じの番組ですものね。講談とか言い出したんであの辺はとその前も聞き流してくださいね。「千姫助けたのも兼続ですから!」的なアレなので。私の私見ですと、真田より…

官渡の戦い まとめ

実は終始袁紹優勢だった(序盤の曹操の勝利は過大に書かれている) 袁紹は別に無能ではない 曹操の用兵は非常識 官渡の戦い後も袁家勢力は強大で、そう簡単には滅亡していない 袁紹の息子どもは袁紹とは違ってフォローできない馬鹿

官渡の戦い その後

袁紹が敗北したことにより、冀州の各地で反乱が多発することとなりましたが、袁紹はこれを鎮圧します。体勢を整えた袁紹は201年、倉亭で再び曹操と戦いますがまた敗れます。これにより反乱が再発。これを再度鎮圧するものの発病して202年に死去します。また…

官渡の戦い 2

遅くなりましたが、前回の続きです。長いですよ! 前回→http://d.hatena.ne.jp/rerasiu/20100805/p1

兵法と山頂布陣

今週の名将の采配は清水圭が再三再四山上に兵を進めては「失敗です!」と言われていたんですがじゃあ山上が兵法的に全然ダメなのかというとそんなことは別にないんです。戦国時代の城とかは大抵高所にあり高いところが有利なのは間違いないんです。ただ TPO …

官渡の戦い 1

西暦200年に起こった三国志における「関ヶ原」。それが官渡の戦いです。 後漢では国を13の州という行政区間に区分けしていましたが、その内4つ*1と4つ*2を支配した勢力同士が激突したのが官渡の戦いです。 赤壁の戦いなんかは8州vs1.5州くらいの戦いなので全…

第四次川中島合戦・究極の山頂戦術「啄木鳥戦法」は本当なのか?

三国志の街亭の戦いとは、蜀軍の指揮官が、「街道に布陣し敵の行軍を止めよ」と指示を受けていたのに「兵法に拠れば高所に布陣すれば有利である」として近くの山頂に布陣したところ、そこでは水を調達する手段がなく、ふもとを包囲されて日干しとなり士気低…

異説関ヶ原

名将の采配について毎回なんか書けたらと思って。 関ヶ原の合戦は、霧の出ている関ヶ原で両軍きちんと布陣したのち、井伊・松平隊の抜け駆けで開戦したというのが定説です。 これに対して関ヶ原の合戦は東軍にとって遭遇戦だったという説がありますので、紹…

名将の采配

NHKで今毎週放送されている名将の采配がわりと面白いので紹介します。 http://www.nhk.or.jp/program/saihai/ この番組はわりと面白展開があった有名な戦争をジオラマ上で再現し、呼ばれたゲストが指揮官の作戦を推測して再現することを目指すという番組です…