真田丸36話「勝負」(9月11日放送分)

散々三成可哀想動画を見せて大谷刑部修造を見せておきながら関が原が即終了! あれだけ力を入れていた石田大谷は狂言回しに過ぎなかったのです! なんという。
まあ関が原本戦に真田は関わっていませんから当然ですか。

  • 河原さんの歯抜けを信幸華麗にスルー

信幸が折ったのに……ちなみに河原さんは実際には大坂にいて犬伏にはいなかったのだそうです。講談では昌幸が下駄を投げて歯を折ったとしますが、犬伏の会議を主導した人が歯を折ったということですか。

  • 信幸「うちのパパが裏切りました」

ここで信幸を許容するのは家康は人心掌握を心得ているということになりますし、ネチネチやってる本多正純には吊り天井ポイントが溜まってます。しかし殊勝なこと言えば本多忠勝がカバーに入るのは読んでいたよね信幸。

  • 家康「俺と一緒に戦えないって人がいるなら離脱していいよ」

福島「そんな人いるわけないでしょ!」
細川「同じく!」
信幸「同じく!」
山内(あっ出遅れた……)

  • 稲姫「夫が徳川方ならパパ上でも沼田城に入れません!」

稲姫「お出迎えの準備するから……と見せかけて締め出すもんねー!」
なにこの昌幸がやりそう過ぎる策! やられたねパパ上!

  • パパ上「甲斐信濃を寄越せ」

刑部「案外真田が要かもしれないからやっとけ」
パパ上「よっしゃー!」
上田を通過すると会津までするっと行けるので刑部の言うことわかる。あとパパ上がやる気出すと目の前は成功するけど最終的にはろくなことにならない。みんな知ってるね。

  • 昌幸の偽降伏

第二次上田合戦は昌幸が偽降伏して時間を稼ぎ戦支度を整えたとされますが真田丸の昌幸の偽降伏なんて信じるバカはいないのでそもそも昌幸も騙しに来てないですね。

  • 秀忠「これは怒っても良いのか?」

秀忠人の意見を聞ける度量と分別のあるやつ。書状の破き方が直江状を破った時の家康と似ているのは親子だから似ているのかそういうところも人を参考にしている秀忠なのか。

  • パパ上「源三郎とは戦いたくないのう……」

これが親子の情愛とかじゃなくて源三郎強いから相手にしたくないだけだったりしたら笑います。

  • 信繁「兄上とバトりたくないから策を使うよ」

砥石城を兄上に渡して真田の同士討ちを防ぎつつ兄上に功績があがりそれ以上兄上は戦わずともよく兄上の立場も良くなるという策! そしてそれに巻き込まれた三十郎。三十郎は信幸に「お味方仕る!」って言ってましたけど、すごい声。信幸より自分に言い聞かせていたんだろうなあ。

砥石城はガチの山城なのであんな風に城門前に兵を溜める広場はないですね……。謎の砥石城! 道中岩場に鎖が張ってあるようなところです!

  • 戦術の天才昌幸

第一次上田合戦を学習している本多佐渡を予想してさらにその対策を練っているパパ上。ずっと目がキラキラしてたし、策がビシバシ当たるし、戦がない時代には生きられない人なんですねえ。前回の背水の陣の逆をやっていたところもニクイ。

  • 昌幸「初陣で怖い目に遭うと一生戦下手で終わるよ」

秀忠がひょっとしたら一生戦下手で終わるんですけどそれで問題ない世の中がもう来ているんですよねえ。あと昌幸は初陣で大勝利したんでしょうねえ。戦ジャンキーになっちゃったじゃん。初陣で怖い目に遭っておいたほうが良いのでは……。

  • 昌幸「勝ったデー!」

信幸が砥石城取った時に「えいおー! えいおー!」って言っていたように敵を追っ払えばそれは勝ちなんですよ。だからパパが勝ったって思うのも当然なのですがでも徳川方としては家康からの指示変更で転進しただけなので負けではないし。
秀忠は「大兵力で叩けば勝てたのにー!」とか言ってますがそういうこと言ってる感じでは大兵力で叩いても勝てないなあという感じがしつつ本多佐渡がそんな秀忠を見ている感じを見ると秀忠もむざむざ負けることもないんだろうなあという感じがしますね。
そして……パパがやる気を出すとそのあと良いことにはならない……。

  • 東軍「もう勝った気でいるな。では教育してやろう」

パパがやる気を出すといつもこうだ。

  • 関が原は終わった

真田は本戦に関わっていないし有働アナにより終わる可能性はあるかなと思っていましたが有働アナではなく佐助報告で終了とは……。折角パーフェクト石田三成とパーフェクト大谷吉継が出てきたのに……。