朝霧の巫女事典最終版作ってました

日曜に無事脱稿いたしました! 事故らない限りコミケ当日スペースにあります!
朝霧の巫女本編の連載開始が2000年、連載終了が2007年で、最終巻が出たのが今年の4月。連載開始から13年、連載終了から6年、我々は待ったのです!
いやでもほんと、無事に最終巻出て良かった。終盤の方とかバリバリ描き足しがあって別物みたいになっててしかも面白いって感じでしたからねー。待った甲斐もあったというものです。特にラストパートの日瑠子陛下と天津彦根神ね! 存在感を見せつけてくれました! ちょっと後付けな感じもありながらも。
で、本編が最終巻まで出てきちんと終了したので当朝霧の巫女事典もいよいよ最終版と銘打つことができるようになったわけです。
最終版を編集するにあたり、当然ではありますが本編を昭和霊異記を含め複数回通読で読み直し、そしてあれだ、あのアニメ版も通して全部見ました。本編は何度も読んでいるはずなのに、通して読んだらまた色々と新しい発見もあって面白かったですね。連載時の(単行本で加筆作業される前の)分も保存してあったのでそれと比較して面白さ倍率ドンさらに倍みたいな。ここで気付いた中で一番面白かったのは妹背という言葉の意味が本編内では重ね合わせになっていてしかもそれが当てはまる先が2つあってそっちも重ね合わせになっているということ。あと本編で一番怖いのって菊理ですよね。素戔嗚よりも乱裁道宗よりも怖いのあの子だろ。みんな良く受け入れる気になったね! と思わないでもないです。
さて、最終版では掲載項目のすべてを見直し(見直した結果そのままのものもありますが)まして、自分が知っていることなど総動員して掛かりました。わりと自信作です。最後なので装丁とかもちょっと凝ってみました。そのあたりは近いうちに正式に告知いたしますので、よろしくお願いします。