Dice M@ster プレイの雰囲気

昨日マニュアルをダウンロード可能としましたので、ルールはそちらをご覧ください。ちなみに昨日アップロードした分に誤りがありましたので訂正したものをアップロードしております……。
http://zock.sakura.ne.jp/circle/dm/dm.html#m
今日はプレイの雰囲気をなんとなくつかんでいただこうとキーボードを叩いている次第です。アンチョコ的な感じにもなっていますので「作戦は自分で全部考えるわー!」という方は避けていただいた方がよろしいかも。

担当アイドル選び

わりと重要です。導入を推奨していますオプションルールでは「ABCDDCBA」の順でアイドルを選び、最後の1人はランダムで引く、という形となっています。2人目のアイドルを選ぶ時誰が残っているか? ということを意識して選ぶと有利になると思います。
アイドルには FreshPoint というのが設定されていまして、オーディションで同点になった時はこの値が小さいアイドルが「フレッシュ勝ち」します。ですので、基本的には FreshPoint が大きいほど性能が高いアイドルになるようになるように調整しています。ちなみに、配分はこうなっています。
1愛 2絵理 3涼 4やよい 5亜美真美
6伊織 7メインヒロイン 8雪歩 9響 10真
11美希 12貴音 13千早 14あずさ 15律子
FreshPoint が高いアイドルから普通はなくなっていく展開になるのではないでしょうか。
アイドルごとに「リソースを注ぎ込むと滅法強い」(千早など)、「素の能力値が高くて手が掛からない」(美希など)、「他アイドルのサポート」(絵理、やよい)、「ユニットに参加すると強力」(愛、亜美真美)といった特長がありますので、その辺も加味して。「リソースを注ぎ込むと滅法強い」が3人とかですとリソース配分がしんどいですし、「素の能力値が高くて手が掛からない」アイドルだけだとリソースを注ぎ込んでも爆発力がないので重要なオーディションに勝てないという状態に陥ることが予想されます。また、アイドル選びの順番がDになった人は自分に選ぶ順番が回ってきた時には強力なアイドルがもういないかもしれませんが、2連続で選ぶことができるのでユニットを組んだ際のコンボのパーツを確実に揃えることができたりします。

オーディションが公開される

1シーズンごとに6つのオーディションが開催されます。この時オーディションで何の能力値が使われるのかを決める流行カードがすべてのオーディションに配られます。流行カードはVoViDaそれぞれ3枚ずつで9枚。オーディションは全部で6つなので、3枚余ります。余ったカードは「今週の流行情報だ」と言って公開されます。これによって今回はビジュアルジャンルが1オーディションでしか採用されない、とかダンス全滅した真涙目、とかそういう情報がわかるようになっています。

プロデュースフェイズ

シーズンごとにスタートプレイヤーを変えて、順番にオーディションへの準備を進めていきます。オーディションはアイドルランクとユニットを組んだかどうかによって出場が制限されるので、担当アイドルそれぞれをどのオーディションに送り込むか、するとどのアイドルと対決することになるのか、を意識して準備すると勝ちやすくなると思います。もちろん、対戦相手のアイドルより NPC アイドルの方が弱いですから、基本路線は対戦相手とかぶらないところにアイドルを送り込む、といったところになるかと思います。NPC とは「素の能力値が高くて手が掛からない」アイドルを戦わせて節約し、対戦相手とぶつかるオーディションには「リソースを注ぎ込むと滅法強い」アイドルをぶつけて火力で圧倒しましょう。
手に入れた P カードには、1.そのまま使用してカードの効果を得る、2.捨て札にして営業を行い、思い出チップを手に入れて☆能力発動の準備をする、3.捨て札にしてレッスンチップを手に入れる、4.捨て札にしてユニットを結成する の4つの使い道がありますので、どう使うのがより効果的か考えて使用しましょう。
例えば流行情報でダンスが全滅しているようでしたら「ダンスアピール」はダンスの能力値を上げるカードなのでほぼ意味はありません。1.以外に使うことになるでしょう。一方、「Vocal Master」に出場するのでしたら、このオーディションは流行カードが何であれ絶対に Vocal の流行で勝負することになります。この場合レッスンチップが無駄にならない(レッスンチップは持っているレッスンチップと出たオーディションの流行が合致した時のみ有効)ので、レッスンしない手はありません。
他にも、オーディションに「フタリダケ」(デュオのみ出場可能)が出ていて、自分より前の順番のプロデューサーがデュオを組んでいたら、そこにほぼ確実に出てくると見ていいので、勝負を避けるために自分はデュオは組まないとか、相手のデュオが弱そうなのであえてぶつけるためにデュオを組んでみるなどの作戦があります。
後は営業をする際に誰を優先するか? というのもありますね。響の☆は「ダイスを1個振り直す」なのでどんなにうまくいったパターンでも5点しかポイントが増えません。一方伊織は「4か5か6の出目のダイスを捨てて、2個ダイスを振る」なので、最大で8点増える可能性があります。この場合は通常なら伊織を優先して営業するべきです。また、律子の☆は「アピールポイント+4」でありダイスに左右されません。安定した成果が期待でき、また複数回重ねて使用すると効果が累積するので、やはり優先して営業させるべきアイドルです。

出場オーディション決定

目隠しを立ててひそかに出場オーディションを決めて、一斉に公開するわけですが、まあ、裏をかいたり、色々ありますよね。「業界注目」というカードが設置されたオーディションは1位合格のアイドルの人気がさらに+1されるのですが、これは普通自分が自信満々で使うべきものです。けれども、これを自分が出るつもりのないオーディションに付けて、強敵をそこに引き付けて自分は本命のオーディションに出る、なんて使い方もあったりします。

オーディション

オープンされた流行カードの能力値+サイコロ3個の出目の比べ合いになります。FreshPoint が高いアイドルから順番にカードか☆能力の使用を宣言していき、FreshPoint が一番低いアイドルまで宣言したらまたFreshPoint が高いアイドルから順番に使用を宣言します。パスもできますがパスしたらもうこのオーディションでは何もできません。全員パスした時点で決着します。アピールポイントが同点の時は FreshPoint が低い方から勝ち、FreshPoint が同じアイドルはいませんので必ず決着するようになっています。
当然ですが全部のオーディションで勝利するのは難しいと思います。けれども同じ負けるにしてもうまく粘って相手のカードや☆能力を使用させてしまえば後の戦いが非常に楽になります。特にカードを使い切ってしまったプロデューサーの行動は完全に読めます。カードを持っているのでしたらそのカードが何かわかりませんが、カードを持っていないのなら担当アイドルの☆を使うしかなく、☆が何を起こすのかは公開情報だからです。カードを使い果たさせれば、その後のオーディションでは非常に有利に戦うことができるでしょう。逆に考えると、勝つ時はできるだけ少ないリソースで勝つべきです。しょぼいカードはわざわざ使わずに手に持っていて相手を警戒させる、といった作戦もあるでしょう。あとは、テクニックとして流行が Vocal または Dance のオーディションで、「ビジュアルアピール」のカードを使うというのがあります。「ビジュアルアピール」は Visual 能力を+2するカードなので、一見この条件下では無意味に見えますが……。
律子 アピールポイント 17
千早 アピールポイント 13
といったような状況で、律子側の P のカードがビジュアルアピール以外はすべて強力なカードだったとします。FreshPoint は律子の方が大きいため、律子が先手です。ここで、既にポイントでは勝っているので強力なカードや☆は使いたくありませんが、かといってパスするともう何もできなくなってしまうため、千早の P に勝利確定の手を、しかも最小限のコストで打つことを許すことになります。そこで「ビジュアルアピール」を使用すると、アピールポイントは変動しませんが、パスではないので千早 P の行動の後に自分の番が再度回ってくるようになるわけです。千早 P がパスなら自分もパスで勝利確定ですし、カードを出してきたら自分も対抗すれば良いわけです。これを見越してハッタリで空撃ちカードを出して相手の戦意喪失を狙うという作戦もあるかも……?

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こんな感じで、駆け引きを存分に味わっていただけるようなゲームになっております。
質問・取り置き受け付けておりますのでお申し付けください。よろしくお願いします。