補足

短期的にパリーグの球団の赤字の穴埋めをするには1リーグ化は有効であると思います。ただし以前書いたようにファンが慣れてしまえばプロ野球全体の地盤沈下に繋がる恐れがあると観測します。また1リーグ化に伴うであろう球団数減少は間違いなくプロ野球全体の地盤沈下を引き起こすでしょう。
ですが、それはあくまでもチーム数が減少しっぱなしなら、の話です。
経営が立ち行かないので今は涙を飲んで球団数を減らしますが、うまく回り出したら球界の発展のために球団数を回復、増加させていくつもりがありますというのなら、球団数減少もやむなしと考えています。ですが、これまでの話では減らしたら減らしっぱなしとしか思えなかったので、球団数減少には反対だし1リーグ化には疑問だと言っています。
もし長期的な展望で、将来プロ野球を発展させるビジョンがあるなら一度球団数が減っても仕方の無いことだと思います。参加料加盟料が無くなったとて、買収費用は必要です。これをポンと出せる企業があるとはあまり思えないので、一度球団数が減少するのはやむなしと言うか、不可避かもしれません。ただチーム数を減少させた後の長期的な展望が見えてこない。なので納得できないわけです。
今回の話は球団数維持または増加に意味のある話だったので、一応評価しましたが、これまでパリーグ交流戦の要望をさんざ撥ね付けておいて、いざ1リーグとなったら、巨人戦を大きく失うよりは、と交流戦を持ち出すというのはまあ随分な対応だなとは思います。
パリーグは大変なことになってるみたいだけど俺らには関係ないし損したくないもんねー、そんな対応ですよね。