第43話 脱出
定例の導入ナレがないように、42話と43話は合わせて一つのエピソードという扱いになっています。
- 友人「すごい! シャアが戦えてる!」
- さすがにそれはひどいや
- 左右から後ろから次々と迫り来るビームを的確に回避するアムロさんハンパないですなー
- そういえばシャアはノーマルスーツ着てないじゃないですか ララァに言われたんなら着ろよ
- シャアのオールレンジ攻撃に対し、ガンダムを接近させることでこれを封じます
- アムロ「なぜララァを戦いに巻き込んだ!」
- シャア「ちいっ!」
- 初めてテレパシーとか抜きで MS 越しに会話が通じたと思われるシーンです
- 以降のガンダムシリーズでは普通に MS 越しに会話しながら戦っているので、これがガンダムの定番と思われがちですがファーストガンダムは最終話になってからなんですね
- ガンダムの攻撃がジオングの胸にヒットすると同時に、ガンダムの左腕も失われます。ここでシャアは一旦離脱し仕切り直し
- ここでシャアはノーマルスーツを身に付け、コクピットも胸から頭に移動します。それだけ追い詰められていると言うことですが、シャアゲルの時のふがいなさを見ると大健闘とも思えますね
- 再接触するや否やアムロは得意のコクピット狙いを仕掛けジオングの胸を貫きますがこれは当たりですが外れ! まさかアムロも相手がコクピット二つの変態メカだとは思わなかったか!
- これでジオングは首だけとなり、逆にガンダムは首を失います
- さらにア・バオア・クー内へ逃げ出すシャア。アムロはこれを追い、待ち伏せを読んで無人のガンダムに攻撃させます
- これでジオングとガンダムは相討ちになります
- が、さらにアムロとシャアは議論しながら戦いを続けます。前回予告で「もはや戦争ではない」と言われた部分ですね
- アムロとシャアはララァを巡って確執があるので、戦争でないとしても戦いを続行するのでした
- アムロに指摘されたように、シャアは銃や剣なら勝ち目があると踏みましたが、結局不利でした。残念
- アイキャッチからガンダムが消えています。ガンダムが失われたからなのでしょう
- セイラとララァ、そして爆発により二人の戦いは妨害され、シャアはキシリアを討ち、アムロは WB の仲間を誘導し、そして子供三人組に誘導され無事全員脱出に成功するのでした
- シャアはキシリアを討つ時にドムのジャイアントバズとまったく同じ形ながらなぜかビームを出す兵器を使っていますが、まあ設定を起こす余裕がなかったんですかね
- しかしブリッジに一発人間の携行兵器打ち込まれて大爆発するザンジバルって何なの
- しばしば登場した超威力の火薬をブリッジにでも積んでいましたか?
- 何のために?
- アムロの方はセイラが誘導しろと言われていましたが「人間がそんなに便利になれるはずがない」。F91 でも出て来た台詞ですね。ガンダムシリーズ共通のテーマと思えます
- セイラには無理でしたけど、子供三人組にはアムロを誘導することができました。これは未来への希望ですよね。いや! この子たちがその後どうなるかとかはまた別の話ですよ!
- この日が宇宙世紀0079年12月31日。宇宙世紀0080年1月1日に、終戦協定が結ばれ、機動戦士ガンダム一巻の終わりです。
- 本来はサイド3まで乗り込んで最終決戦をする予定だったそうですが、みなさんご存じの通り初代ガンダムは打ち切りですので、ここでおしまい
- 実際の所ア・バオア・クーを抜かれればジオンに勝ち目どころかまともに抵抗できる戦力さえないはずですから、リアルを志向したガンダムとしてはこれでいいのかも
- 終盤は密度の高い構成になりましたしねー