携帯ゲーム機について
私が小学校のころでした。横井軍平さんの手によるゲーム機ゲームボーイが発売されたのは。
友人が購入していたので触らせてもらったところ、こう思いました。
「こんな物を手に入れたら自分は二六時中ゲームやりつづけているに違いないぞ」
そう思った私は携帯ゲーム機を購入することを自分に禁じ、スーパーゲームボーイやゲームボーイプレーヤーにてゲームボーイの名作ゲームをプレイしたのです。現在に至るまで携帯電話にゲーム系のアプリを入れることすらしていません。
しかし今回のニンテンドーDSはいけない。もういけない。だってタッチパネル搭載ですよ。これはゲームボーイプレーヤーみたいなものがリリースされる望みはないではないですか。超お気に入りの逆転裁判が出るというのに。
……携帯して外出しないことにすればオッケーですかね……何のための携帯ゲーム機なのやら。
項羽と劉邦読了
かなりスムーズに読めたのはやはり司馬遼大先生の筆力によるものなんでしょうけどやっぱりあまり面白く感じませんでしたね。読んで損したとまでは全く思いませんが。
まず范増の名セリフ「豎子不足与謀」の「豎子」を「小僧」としてしまったのはがっかり。意味合いはそうなんですけど。小僧では雰囲気がちょっと。
読んでいて感情を動かされたのが「力山を抜き 気世を蓋(おお)う 時に利あらずして 騅*1逝かず 騅逝かざるを奈何すべき 虞や虞や若(なんじ)を奈何せん」の部分のみ。しかもこれ司馬遼先生の筆によるものじゃないですし。項羽本人の歌ですし。
ところでこの虞って一般に虞美人と言われ項羽の妻のようなものだと解釈されていますが実はそうと確定しているわけではなくて、弟であるとする説もあるのです。でもまあ、女性であるとした方がドラマチックになるのでそれはそれでいいのですが、司馬遼先生ってば何を考えたのか虞美人を初登場時に初潮も来ていない14歳の少女として描いているんですよね。
あれだ、日本を代表する作家先生の司馬遼先生からしてこうなんですからこの国にロリコンが満ちても致し方あるまいというところはあるんでしょうな。え、私? はっはっは、私が14の小娘に気を取られることなんてあろうはずが。
堀内監督はスピード野球を掲げながら本当に必要な人材を引きとめていない
仁志さんはどう考えてもスピード野球に欠かせない人材です。
1番打者なのに初球に手を出してフライとか、出塁しても盗塁死とか、平均的な1番打者に比べかなりスピード感にあふれます。
堀内監督はスピード野球を標榜するならなんとしても仁志さんを手放すべきではないはずです。