戦車道やってます
さて、私は先輩プレイヤーに「当然アメリカ駆逐戦車に乗るべきである」と指導を受けたのでアメリカ駆逐戦車に乗っています。
このゲームでの戦車の分類には3つあって
- 国籍
- Tier
- 戦車の種別
があります。
駆逐戦車というのは戦車の種別の1つです。
戦車の種別には以下があります。
- 軽戦車
- 中戦車
- 重戦車
- 駆逐戦車
- 自走砲
軽戦車
- 足が速い
- 目がいい（索敵範囲が広い）
- 小さい
- 装甲が薄い
- 攻撃力が低い
その機動力と体の小ささを活かして走り回り敵の位置を味方に知らせる戦車です。戦うと死ぬ。ただ鈍重な戦車に対しては動き回ることで有利に戦えるパターンも結構あります。
中戦車
- すべての能力が平均的
威力偵察に用いられたり軽戦車狩りに従事したりします。可も不可もなく。
重戦車
- 装甲が厚い
- 攻撃力が高い
- 足が遅い
- 目が悪い（索敵範囲が狭い）
攻撃力、防御力にすぐれる前線の華。対戦は敵味方の総合能力がほぼ同一になるよう調整されてチームが組まれますが、バランスが崩れて片方に重戦車が集中した場合はその時点で勝敗が見えることもあります。
ただし目が悪いので索敵をしてくれる味方がいないと一方的に撃たれまくるという展開もあります。
駆逐戦車
- 攻撃力が高い
- 足は極端に速かったり遅かったり……
- 大体装甲が薄い
- 目はいいものが多い
- 砲塔が回らないのがふつう
駆逐戦車は一発が大きい砲を背負いあわよくば敵の一撃での撃破を狙うスナイパー的な戦車です。砲塔が回らないので敵に照準を合わせるには車体を旋回させる必要があります。つまり接近戦は苦手です。
戦車というと鋼板で前後左右上下をきちっと囲ったものを想像される方が多いと思うのですが、駆逐戦車では屋根がないものも多くあります。そこへ敵の砲弾がホールインワンすると大当たり一撃死とあいなるわけです。
そのような特徴により基本的に茂みの中に隠れて必中を期して砲撃し、撃ったらその時の光と煙で位置がばれるので隠れる、といったことを繰り返す戦車です。
自走砲
- 攻撃力が高い
- 放物線を描いた砲撃が可能
- 装甲が薄い
- 足はまちまち
- 目は基本的に味方のものを使う
自走砲は正確に言うと戦車ではなくて砲にクルマが付いてるという感じのものなのですが、自走砲の特徴はまっすぐに砲を撃つだけでなく障害物を越えて放物線上に砲弾を降らせることができるというところです。
斜線が通ってなくても味方の戦車が敵の位置を教えてくれていればそこへ砲弾を降らせることができるわけです。するとたとえば茂みの中に隠れているつもりの駆逐戦車や砲弾が降ってくる前に逃げ出せない重戦車が死ぬという仕組みなわけです。
これらの戦車が混在する戦場で戦うことになります。それぞれにそれぞれの仕事があり、各自が仕事を全うすることで勝ちやすくなると。
逆に軽戦車が開幕飛び出して敵を見つけるなり戦闘を仕掛けて即死軽戦車全滅！ みたいなことになると勝利がおぼつかないわけですね。
私は隠れる場所を探しているうちに死んだりしますけどね！
さて、WoT でも戦績に応じて報酬の多寡が決まるのですが、そこで WoT の良いところは以下の2点があります
- 相手に与えたダメージ以外でも評価される
- 攻撃による戦果考査ではとどめを刺すことは重視されておらず、基本的に相手に与えたダメージ量が重要
1はまあガンダムオンラインとかでも攻撃以外の評価はあります。WoT ではスポット（敵戦車を発見し位置を味方に伝えること）の評価が高いです。それもそのはず、敵車両を発見できなかったら一方的に撃たれてしまうので。自分が発見した敵車両を味方が撃ってダメージを取った場合アシストボーナスとして味方の与えたダメージの何割かを自分が取ったのと同様に扱われ報酬がもらえる仕組みです。
他にも履帯切りというのがあります。重戦車は装甲が厚く軽戦車の砲弾などは弾いて0ダメージというのが良く発生するのですが、履帯、いわゆるキャタピラには装甲が施されていないので撃てば壊れます。壊れたら修理するまで動けません。隠れられません。撃たれ放題です。自分が履帯を切った敵車両が攻撃された場合もアシストボーナスをもらえます。
続いて2ですが、これは重要です。ガンダムオンラインや他の同種ゲームでも良く見ますが、とどめを刺したことが評価されるゲームだと何が起こるのかというと弱った敵だけ狙う奴が出てぴんぴんしてる敵を前にお見合いして負けたり、俺が弱らせた敵を横取りしやがってみたいなめんどくさい事態が発生します。
その点 WoT では相手に与えたダメージが重要なので、敵を弱らせた人には弱らせただけの報酬がきちんと発生します。大変良いと思います。
