超・初心者向けバーチャロンフォース講座番外「用語解説」

バーチャロン関係の web の記述には専門用語が多くて、いきなり読むのは難しいと思います。そういういったものを読むのに役に立つだろうというのが1つと、そういった専門用語抜きで講座書こうとしたんですが無理だったのがもう1つ。
全部覚える必要はまったくありません。わかんない用語が出てきた時に覗けば OK です。さっさと本編に入れなくてすみません。

相殺

攻撃が、敵機の攻撃を打ち消すこと。
言葉通りに取るとお互いの攻撃が消えてないとおかしいですが、大抵は片方の攻撃が一方的に消されます。
本当なら打ち消しと呼ぶべきですが、バーチャロン界隈では昔からこれを相殺と呼んでいます。
打ち消す能力に優れる攻撃は「相殺能力が高い」と言われます。

RW

Right Weapon の略。右トリガーを引いて出る攻撃。
一般的に立ち、歩き状態から出すと
威力があまりなく
ゲージ消費が少ないため連射が可能で
誘導が小さく
相殺性能が低い
攻撃が発射される。

LW

Left Weapon の略。左トリガーを引いて出る攻撃。
一般的に立ち、歩き状態から出すと
威力があまりなく
ゲージ消費が多く、連射が効かず
誘導性能はまちまちで
相殺性能が高い
攻撃が発射される。

CW

Center Weapon の略。左右トリガーを同時に引いて出る攻撃。
一般的に立ち、歩き状態から出すと
威力が高く
ゲージ消費が多く、連射が効かず
誘導性能は総じて高く
相殺性能がまちまちな
攻撃が発射される。

D

ダッシュの略。

J

ジャンプの略

JD

空中ダッシュの略。

c

しゃがみ(crouching)の略。
ジャンプキャンセルを入力しながら攻撃を行うとこの状態となる。
文脈により下記のスライドと同じ意味である場合がある。
スライドでない場合自機の足が止まるのでやや危険。
CW に C が用いられるため、混乱を避ける目的で c と小文字で表記される。

スライド

移動しゃがみ攻撃のこと。
ジャンプキャンセルを入力しながら前後左右にレバーを入れて攻撃、
または左右移動中に片方だけレバーを内側に入れて攻撃することで発生する。
通常のしゃがみと異なり攻撃中自分の動きは止まらないのでやや安全だが、スライド中緊急停止することはできないので読まれると置き攻撃の餌食となる。
スライド攻撃はしゃがみ攻撃と異なりトリガーを引いている時間の長さで射出する弾の数を変えられる場合がある。

前、後、横、斜め前、斜め後ろ

これらにRW、CW、LWが続く場合は、ダッシュが省略されている。
前RW=前ダッシュライトウェポン攻撃
横LW=横ダッシュレフトウェポン攻撃

空(くう)前、空後、空横、空斜め前、空斜め後ろ

これらにRW、CW、LWが続く場合は、空中ダッシュ攻撃のこと。
空前RW=空中前ダッシュライトウェポン攻撃

前ビ

テムジン系列の重要攻撃手段、前ダッシュライトウェポン(ビームライフル)攻撃のこと。
転じて、テムジン以外の前ダッシュライトウェポンにも使われる。
命中した敵機を転倒させる能力に優れている場合が多い。

LJ

Low Jump の略だが、ついでにダッシュも略されている。
さらに、前、後、横、斜め前、斜め後ろが付いていない場合は、前も略されている。
LJRW=低空空中前ダッシュライトウェポン攻撃
斜め前LJCW=低空空中斜め前ダッシュセンターウェポン攻撃
低空空中ダッシュとはジャンプ入力直後にダッシュ入力をし、脚がほとんど地面から離れてないようなものを指す。

T

ターボ攻撃のこと。
TCW=ターボセンターウェポン攻撃
T近RW(あるいはTRW近)=ターボライトウェポン近接攻撃

空(から)

これにダッシュ、ジャンプが続く場合は「から」と読み、その行動中に攻撃を行わないことを表す。
キャンセルは行う場合を含むことも含まないこともある。ジャンプはキャンセルしないものを指すことが多く、ダッシュはキャンセルする場合を含むことが多い気がする。
空ジャンプでキャンセルを行わない場合、着地時の硬直はジャンプキャンセルよりも少なくなる。
ただし落ちるタイミングは一定となるため落ちる直前を逆に狙われる場合もある。

リバ、ガーリバ

ガードリバーサル近接攻撃のこと。

車庫入れ

ダッシュ攻撃はモーション終了まで行動不能となるため、被弾の危険が大きい。
攻撃後モーション終了まで滑って移動していくことを利用し、敵機から見て壁の後ろに回り、反撃を壁で防ぐ行為のことを車庫入れと呼ぶ。

硬直

様々な行動の終了までに、操作不能となること、時間帯を硬直と呼ぶ。
ダッシュ攻撃などは硬直が特に大きいが、ジャンプキャンセルやダッシュキャンセルなどにも硬直は存在する。
敵の硬直中に攻撃を命中させることを「硬直を取る」という。

近接耐性

近接攻撃モーション中に被弾した場合、ダメージを軽減する現象のこと。
テムジン系列、アファームド系列、フェイ・イェン系列などに存在する。
軽減量は機体次第。もっとも軽減量の大きいアファームド J type M はダメージを75%カットする。

装甲

各機体の耐久力について、高い場合「装甲が厚い」、低い場合「装甲が薄い」と表現される。
実際のゲーム上での処理は以下のようになっている。
機体ごとに、最大シールド値が設定されている。
テムジン A なら1000、ライデン E2 なら1500 など(あくまでも仮の数値)。
シールド値がこの値の場合、画面上部に100%と表示される。
各攻撃にはダメージ値が設定されている(同一の攻撃でも射出後進んだ距離によってダメージ値が変動したりする)
仮に200ダメージの弾が上述のテムジンとライデンにヒットしたとすると、それぞれの残り耐久値は800、1300。
この状態での画面上部での表示は、テムジンの場合 800/1000で80%。ライデンの場合は1300/1500で86.7%となる。
レスキューダッシュを行った場合は、現在の耐久値はとりあえず無視し、双方の画面上部の残り耐久力表示の数値を足して2で割り、それぞれに与える。その表記に応じた耐久値が与えられることとなる。
先ほどのテムジンとライデンがレスキューダッシュを行うと、(80%+86.7%)÷2=83.4%(画面上の表示)
テムジンの耐久値(表示されない)=1000×83.4%=834(34回復)
ライデンの耐久値(表示されない)=1500×83.4%=1251(49減少)

カッター

剣状の武器を振るうことで射出される、衝撃波型の、威力は低く左右への攻撃判定が広い、相殺性能の高い武器全般のこと。
H以外のテムジン系列の CW、ライデン A の RW、アファームド JC、JA の CW など。

ボム

テムジン系列、アファームド系列が主に装備する、爆風が広がるタイプの武器の総称。
爆風は相殺性能が非常に高い。
下記の電磁ボムを含む場合がある。

電磁ボム

テムジン F、VOX Age などが装備する、電磁波が広がるタイプの武器の総称。
ボムに比べると相殺性能は劣るが、爆風がヒットした敵機を短時間行動不能にする効果を持つ。

アゲ玉、age玉

電磁ボムのこと。

ナパーム、ナパ

テムジン H、ライデン D、VOX Dan、アファームド JC などが装備する、火柱が前方に向け数回発生する武器の総称。
爆風は相殺性能が非常に高い。また、ダメージはボムより総じて大きい。

フォース、フォースビーム、フォースレーザー

4発発射セットで発射される、線状のビーム。マイザーΓ、テムジン F などの TCWのこと。
遠距離で絶大な強さを誇る。

スペシネフ戦の CW のこと。
装備した斧から射出されるが、前作オラトリオ・タングラムでスペシネフが装備していたのが鎌だったため、その時の名残でこう呼ばれる。

レーザー

ライデン系列の D、A 以外がが装備する CW のこと。
ライデン D の TCW もレーザーと呼ばれる。
ロックオンとは無関係に正面に射出され、威力が絶大で、発射時間が長く、相殺性能が高く、硬直が長い。
他系列の TRW にも同様の武器が存在(下記のバスターのこと)し、そちらをレーザーと呼ぶ場合もある。

バスター

H 以外のテムジン系列、マイザー?、ライデン D の TRW、手に持つ武器から発射されるレーザー様の攻撃。
レーザーと違い相殺性能は低かったりする。
名前の由来はおそらくエルガイムのバスターランチャー。

ごんぶと

ライデン D、バル・バ・ティグラの TCW
太いレーザーを発射するためこう呼ばれる。
ロックオンとは無関係に正面に射出され、威力が絶大で、発射時間が長く、相殺性能が高く、硬直が長く、発射音が非常に大きい。

裏切り

近接戦闘中に突然ダッシュ射撃攻撃を行うこと。

ダブルアタック

自機と友軍機で同一の機体をロックオンすること。
ついついダブルロックオンと言ってしまいがちだが、ダブルロックオンには別の意味がある。

ダブルロックオン

近接攻撃可能な範囲に踏み込んだ際、敵機を捕捉するロックオンサイトが二重になった状態のこと。
この状態でのみ近接攻撃を行うことができる(ガードリバーサル・ダッシュ近接を除く)。
なお、ダブルロックオン状態でも武器ゲージが黄色になっていない武器は距離が遠いため近接攻撃にならず、射撃攻撃が発動する。

その他、テクニック系のワードはこちらを見ると良いと思います。
http://www7.atwiki.jp/vo4th/pages/14.html

ターボ回り込み説教

アーケード時代の伝説の大技。
友軍機のミスで敗北した場合、試合終了後に素早く相方のシート側へ回り込み説教をすること。
名前の由来は回り込みターボ近接から。
これを行使されたものの友軍機にも問題があった場合は「後出しターボ回り込み説教」が返し技として見られる。
また、自分がやらかした時には「ターボ回り込み土下座」が使用される。