バーチャロンの設定

思うところあってバーチャロンの設定とかストーリーを読み返しているのですが、これってかなり実際にあった話が元ですよね……。
例えばアファームド開発の話に、開発者が「射撃メインなのに足止めて近接とかほんとにやるもんかね?」と思っていたら迫力があったのでショービジネスの側面がある限定戦争では有意義であるとしてアファームドが生まれた、みたいなくだりがあります。
これはセガエイジスの OMG に付属している説明書のふりをしたバーチャロン副読本を読むとわかるのですが、ワタリが「射撃戦がメインなのに足止めて近接とか本当にプレイヤーはやってくれるのかな?」と疑問に思っていたら、開発チーム内の石畑さん*1アファームドを使ってバリバリ近接を楽しそうにやっていたのを見て「あーこういうのもありか」と思った、みたいな話があるんですよ。
と言うことはあれですかー DNA 上位組織の FR-08*2がやたら金に汚かったり、無駄だからと言って儲かると言い続けている技術者を押さえつけてバーチャロイドの開発を全然させなかったみたいな話って……。

バーチャロン』以前のゲーム業界では「ロボットものは売れない」という評価が一般的であった。それにもかかわらず、毎年セガに入社してくる新人の中にロボットゲームの企画書を上げてくる者が多くおり、それでは売れないということを分からせる「あえて失敗させるためのプロジェクト」として『バーチャロン』の開発は始められた

電脳戦機バーチャロン - Wikipedia

*1:後のイッシー・ハッター軍曹である

*2:フレッシュ・リフォー