企業ブースに来る人に対してのメッセージとして「コミケは同人誌即売会なので同人誌も手にとってみてください」とかいうのよく見ますよね

あれ余計なお世話じゃねえ?!
いや理念としては良くわかる。良く分かります。本来そうあるべきです。ですが、同人誌が必要な人って、こんなことをわざわざ言わなくてもこっちに辿り着いてしまう、というか「来るな」と言っても「来てしまう」人だと思うんですよ。
なら、わざわざこんなことを言って本来同人誌が必要でない人まで呼び込んでしまうのは呼ばれる人も呼ぶ人もミスマッチを起こして不幸なことなんじゃないのかなーって思うんです。
こんなことを言うのも前回、前々回あたりから所謂同人誌即売会のルールとは異なるルールで動いているような人がよく見られるようになったからです。端的に言うと周囲の様子を見ないで自分勝手な人。
自分から調べて来るような人はあんまり無茶しないで周囲の様子を見て自分で身に付けて行くような気がします。自分も、周囲も、後から知り合ったような人もそんな感じでした。ま、「自分が出来たんだからお前もやれ」というのはどうかと思いますし、同人誌即売会には明文化されていない「暗黙知」のエリアが大きすぎるきらいもあります。そういうのはどんどん明文化していって、分かりやすくすべきだとは思いますが、でも明文化された物を読んで活かそうというのは「呼ばれた人、誘導された人」ではなく「自ら目指す人」なのではないでしょうか。
どうでしょう。企業ブースへ来る人にわざわざ「同人誌を見ろ」と誘導しなくてもいいのではないでしょうか。