信長の野望DS2 群雄争覇とアナザー(インサニティ)戦国
信長の野望DS2には通常のモードの他に群雄争覇モードというものがあります。これは各大名ごとに戦術シナリオが存在して、それに手元の武将から6人出して戦いを挑み、最終的にすべての大名を倒すことを目指すというもの。手持ちの武将は大名を倒すごとに増えていきます。
このシナリオが何か狂ってるんです。
例えば最上シナリオは以下のような感じ。
最上義光「アイドル軍め……我らの罠の中にいることも知らずに……」
安東「最上殿、アイドル軍の兵糧を奪ってまいりました!」
最上「さすがは安東殿、卑怯な手にかけては並ぶものがおりませんな!」
安東「いやいや、最上殿にはかないませぬ」
最上「ふはははははは」
安東「はははははははははは」
うん。あのですね。新武将が争覇モードでも使えると思って軍の名前をアイドル軍にしたら新武将使えなかったんですよね、争覇モード。うん。もう変えられないしね。
それはともかく、何ですかこのノリ。津軽はこんな感じ。
津軽「この東北の火を絶やさぬのが一番大事でござる、九郎殿」
戸沢盛安「心得てござる、ヒゲ殿!」
津軽「儂にもしものことがござれば……」
戸沢「全力で逃げまする!」
津軽「さよう。儂のことなど気にしてはなりませぬぞ」
戸沢「ええ、まったく気にせぬので、心配なされませぬよう」
津軽「何か釈然としない……」
で、明智はこう。
荒木村重「明智から足抜けしたいのだが、アイドル軍は狼煙を見てくれただろうか……」
陶晴賢「明智殿、来寇するはアイドル軍、信義のない軍と聞きます!」
明智「なんと! それは鉄槌を下さねばなりませぬな! 荒木殿、ともに正義のため戦いましょうぞ!」
陶「はっはっは、信義は最大の美徳にござるな!」
陶「再びアイドル軍侵攻! ぬう、付け上がりおって」
明智「ふふ、此度は準備万端。正々堂々、待ち伏せよ!」
明智「荒木殿、信じております。決して裏切りなどなきよう」
陶「裏切るなど、武士としてありえぬことですからな!」
明智「さよう。主君や盟友に刃を向けるなど言語道断!」
で、勝利するとこうです。
明智「す、陶殿。策を。状況を打開する策を!」
陶「されば……拙者はアイドル軍に寝返り申す!」
荒木「俺漏れも」
なんというかひどすぎますね。
極めつけは長宗我部。
国親が元親を戦わせようとするのですが、その能力を限界以上まで上げようとして妖刀を持たせるのです。
元親「がるるる……うがーッ!」
国親「げッ……何か憑いたか?」
最近変な戦国もの多いですけど、別にコーエーさん対抗しなくていいですから! 何にでも対抗していこうとするとえらいことになりますよ! そしてこの気違い戦国がまた新たな異次元戦国を生むのです。クトゥルフ戦国神話とかの発生も時間の問題のように思えます。
とか書いたんですけどごめんなさい、戦国クトゥルフってもうありましたわ!
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