いのり ささやき えいしょう ねんじろ!

ドラクエの「じゅもん」であるギラやホイミはその「じゅもん」の名前であって、「じゅもん」の内容はきちんとした詠唱があるに違いないよ、あのうにゃらうにゃららという効果音はそのもごもごとした詠唱だよ、と思ってた。が、IIのヒットを受けて作られた(おそらく最初の)ドラクエのラジオドラマではムーンブルクの王女が張り裂けんばかりの声で「バーーーーーギーーーーーーー!!」と絶叫していたので面食らった。その後、録音したテープを学校で数人で囲んで聞いたら皆のたうつ位に笑った。ジャンプのドラクエ漫画でギラやホイミ=呪文そのものと教育された層だったら笑わないんかなー、と思う。

whirl -> 200712

そういえば私も昔あのペラリラリラという効果音は何かを詠唱している音なんだろうなあと思っていたことがあった記憶がありますがそれはそれとして「メラ」と言えば火が出るし「ヒャダルコ」で吹雪が巻き起こる印象を持っていました。
これはあれですね別に呪文を行使することで戦闘中の行動順に変動がなかったからワンワードで即発動するという方へ意識が傾いたに違いない。
つまりあのペラリラリラで本当に詠唱をしているのなら殴る時と呪文行使時で行動する順序に変動があっていいわけじゃないですか。殴るのならすぐ殴れるけど何か詠唱しているのなら余計に時間がかかるはず。なのにそれがないのでワンワードで発動してるんだなーって気分になってしまったと。
これが4以降の FF ですと魔法行使時にはちゃんと準備時間があるんで何か詠唱しているんだなあって気になります。
ちなみに盟友Mは「ダイ大的に解釈して、僧侶なり魔法使いなりは将来自分が使えるようになる魔法は既に契約していて、長々と詠唱をするのならば使えないこともない状態にはなっているが、それをワンワードで発動させられるような状態になったことをもって『○○のじゅもんをおぼえた!』としているのではないか」と言ってます。これはこれで面白い。ワンワードで発動させられるような状態になるまでは物の役には立たんということですね。
あとアレだゲーム内ではっきりと「詠唱」を意識させられたのはタクティクスオウガ。今でもヒーリングなら覚えてますよ「我が祈り、イシュタルの灯火となりて汝の傷を癒さん、ヒーリング!」とか時々言うの。これがかっこいいなあとか思っていたそうあの時期はスレイヤーズが流行っていたころで(強制中断)