甲越軍記ルール

プレイヤーは甲軍(甲斐軍)と越軍(越後軍)に分かれて戦います。
相手の主将(武田信玄上杉謙信)を討ち取るか、10ターン終了時にポイントで勝った側の勝利となります。

ポイントは以下を達成すると入ります。

・ターン終了時に信濃の郡を支配している:1エリアごとに1点
・ターン終了時に本国(甲斐、越後)を支配している:2点
・ターン終了時に川中島を支配している:3点
・合戦で、身分値2以上の武将にダメージを与える:1点

以下の条件を満たした場合、そのエリアは支配されます。

・エリアに、そのエリア所属の武将が存在する
・エリアに存在する武将の身分値合計以下をサイコロで出す

例:
小県エリアに真田幸隆(身分値1/小県)、香坂昌信(身分値1/甲斐)が存在する。
→小県エリア所属の真田幸隆が存在するので、このエリアは自動的に支配

例2:
諏訪エリアに武田晴信(身分値2/甲斐)、板垣信方(身分値2/甲斐)、原虎胤(身分値1/甲斐)が存在
→エリア所属の武将がいないため、身分値合計の5以下をサイコロで出せれば支配

合戦は以下のように処理します。

・総大将を決める
 そのエリアにいる自軍武将のうち、もっとも身分値が高い武将が総大将となる。同値の武将が複数いる場合は、任意に決定する。
・サイコロを振る
 そのエリアにいる武将コマ+武士団コマの数だけサイコロを振り、6以上の目が出た数だけ、相手のコマを排除する。
 ただし、振れるサイコロの数は総大将の采配値が最大。
 また、相手より総大将の武勇値が高い場合、サイコロの出目に差分を足すことができる。
・撤退する場合はその旨を宣言する。撤退側は無防備に攻撃を1回受ける。

あとは毎ターン行動を開始する前に調略があります。武田は上杉より多く調略を掛けることができます。調略は信濃武将などを相手に、サイコロで6が出たら寝返るというものです。

各武将はターンの終了時に自分の所属するエリアに戻らなくてはなりません。ただし、他のエリアの武士団を率いている場合はそのエリアに戻っても構いません。信玄、謙信は自分の本国エリアの武士団しか率いることはできません。つまり両名は必ず本国に帰還しなければなりません。逆に家臣は前線のエリアで徴兵を行えば、そのままそこに駐屯することができます。

とまあ、大体こんなゲームです。マップはこちら→http://www.gamejournal.net/bknmbr/gj08/kouetsu.jpeg