諸積さんの引退セレモニー

試合中もですけれども、諸積さんがお辞儀をよくしていました。これは今日に限った話ではなくて、以前から試合中によく頭を下げていたと思います。諸積さんの人気が出た理由のひとつに、雨天中止になってガッカリしたファンを楽しませるためのウォーターヘッドスライディングがあったように、他者のことがしっかり見える人だったのでしょう。





セレモニーが進んでいく中で……


もの凄い紙ふぶきが舞い、凄いなと感心していると

怪しげなシートが。まさか、これは……。

水撒いてるし。もう決まりですね。


解説すると、最初の笑いが巻き起こったところでは一塁にギリギリ届かないヘッドスライディングをしています。立ち上がって一塁に達すると、リードを取り、牽制球が来たつもりで一度帰塁します。その後2塁へもヘッドスライディングし、3塁は普通に回ってダイブ。
「普通に引退させてください!」と言ってましたが、やはり諸積さんはこうでなくては。「でも、引退試合でこうしてヘッドスライディングできて*1、幸せです!」とも言ってました。記録より記憶に残る選手だった諸積さん。私達はきっと忘れることはないでしょう。

*1:うろおぼえ