ワンダーフェスティバル

ワンダーフェスティバル(http://www.kaiyodo.co.jp/wf/)は、海洋堂という模型メーカ主催のイベントです。食玩などで有名になりました。例えば以前のチョコエッグのおまけとかが海洋堂の手によるものです。
ワンダーフェスティバルではプロからアマまで模型の造形をやる人が集まって、自分の作った作品を販売します。この模型はガレージキットと呼ばれます。プラモデルなどより作るのが難しく、高価なのですが、精密な造形がなされていたり、あるいはプラモデルにならないようなマニアックなものも造型師により作られる場合もあるなどといった特徴があります。
ワンダーフェスティバルではいわゆる版権もの、元ネタがあるものも取り扱われますが、もちろん版権ものというだけに版権の問題があるのですが、これを「当日版権」という形でクリアしています。
当日版権について→http://www.mjd.be/wiki/index.php?%C5%F6%C6%FC%C8%C7%B8%A2%A5%B7%A5%B9%A5%C6%A5%E0
というような話を私は聞いていたものですから、そこいら中ガレージキットだらけなのかなと思っていたのですが、実際にはそうではなく、結構市販品も会場の中に存在しました。
そう、フリーマーケットと呼ぶのがふさわしいような状況。出品されているのは模型に限りませんでしたし。ファミリーベーシックとかありましたよ。
で、会場をとりあえず1周して帰るかという話になったので、ぐるぐる回りだしたのですが、同行しているMがアスカのガレージキットや何かを見るとそのたびに「買わないの?」とうるさいのです。
会場に入る前に「高価だろうし置き場もないし必要もないので買いません」と堂々と宣言していたのにも関わらず!
私の意志力を舐めているのです! まあ意志力弱いんですけど実際。
でも今回はまあアスカのガレージキットは買いませんでした! ビバ意志力! でも超合金魂エヴァ弐号機が安かったので何故か2機目を購入。ううむ次回のコミケでゾックと並べて飾るか。
あとガンダムフィックスフィギュレーションのゼータガンダムも安かったので買いそうになったのですが顔がスマートじゃないのでやめました。もっとすらっとした顔付きをしていて欲しい、ゼータには。
結局会場を一周して帰ってきたのですが、ガレージキットってあまり流行り廃りに頓着しないというか、古い作品をモチーフにしたものからまったく新しいものまで幅広くありましたね。やっぱり同人誌を作るのより造型の方が大変な(ことに私には思える)ので、本当に好きなものでないと作れないのかなあなんて思いながら家路についたのでした。何があるのかわからない感が非常に興味深かったので、また来たいと思います。
そうそう、会場ではrevoltech(http://www.kaiyodo.net/revoltech/)という新しいアクションフィギュアのシリーズが先行展示されていました。小さい割に結構バリバリ動いて、関節を動かす時はカチカチ音がするのですが、その仕組みでしっかりポーズをホールドするのですね。1個1995円だとかで、これはちょっと良いかもと思いました。5/15に真ゲッター1、ダグラムデビルメイクライ3のダンテの発売が予定されていて、1ヶ月ごとに2体ずつリリースしていくのだそうです。エヴァ零号機、初号機、弐号機、キングゲイナーが現在のところ予定されているようです。撮影禁止とされていましたが、エヴァ3号機や4号機、零号機改(青いバージョン)なども展示されていたので、このあたりも発売の運びになるかも知れません。