コミティア

コミティア(http://www.comitia.co.jp/)というのは同人誌展示即売会なのですが、そこで展示即売されるものはすべてオリジナルのものというのが特徴です。どこかで見たキャラなどは一切存在しないのでした。
そういうわけで、元からある絵に似せなくてはいけない、といったことがないために、非常に個性のある絵柄が多かったですね。すごいバリエーション。他ではよく見かける、いわゆる「美少女絵」にあたる絵柄はほとんど見かけませんでした。
で、実際に何を入手しようかという段になると、元ネタがある作品はないわけですから、元ネタで、という絞り方はできないのです。元ネタに似た絵を描けている人、とか、そういう縛りもなし。
そうなると描いている人で絞るぐらいしかないのですが、知っているところが6つくらいしかなく、しかもその内1つが私が最初に見に行った時不在*1、3つが既に持っている本しか出していないという状況でしたので、これはもう全部見ていくしかないなと、Mに付いて全部見て回りましたよいやー疲れました。もう若くないのかもわからんね。
絵はうまいに越したことないですけどそれが漫画のすべてではないですね、やはり。これは以前マリみての本を探しまくった時にも強く感じたことです。しかし今回はちょっと違っていて、前回はストーリー超重視だったのですが、今回は漫画としてちゃんと纏まっているかとか、面白い技法を使っているかとか、無意識の内にそういうところも見て購入していたように思います。あ、もちろんストーリーも重要ですが。
しかし何というか借り物のキャラ、借り物の話を使えないため実力で勝負しなければいけない、というためなのか漫画としてしっかりしているものの多いこと。疲れましたけど見ていて結構ワクワクしましたね。あと私は大正時代の匂いがするものに弱すぎる。
でも行ったら今回みたいに全部見しないと収まらないと思われますので次行くかと聞かれたらあんまり行く気はしないかもとにかく疲れました。
遅めの昼食をとって体力を回復しワンダーフェスティバルへと。

*1:あとで絨毯爆撃をした際にはいらっしゃいました