ディセントプレイ

シナリオのネタバレが出ると良くないのでぼかして書かないといけないのが厳しいところですねー。
初回は私がオーバーロードで。PC は4人。調子よくモンスターの召喚を続けますがさくっと倒されてしまってなかなかうまくない。なので PC がドアを開けたタイミングを狙って召喚し、挟み撃ちに。しかも発生させたモンスターはヘルハウンド。ブレスによる範囲攻撃でしかも PC の防御力を3点まで無視します。ダメージ量自体はたいしたことないのですが……。確かにある程度の痛手は与えたのですが、ダメージ値が低いので PC を倒すまでには至らず。ヘルハウンドの耐久力は低いので反撃されて速攻倒されてしまったのでした。さらに追加で呼び出した毒蜘蛛があんまり強くないくせにサイズは4と大きいので、通路に詰まって邪魔をしてしまうのでした。しかも PC に特殊能力「正確さ」を持っている者がおり、この能力を使って1ユニットを無視して射撃が出来るので毒蜘蛛の後ろのモンスターが撃たれてしまう事態に。毒蜘蛛が PC にとっての盾になってしまったわけです。毒蜘蛛の攻撃は PC の前衛にダメージをほぼ与えられないのです。仕方ないのでもうこの辺のモンスターはもう諦めて、ボス部屋のモンスターに期待する事にしました。
ボス部屋にはボスの他にも強力なモンスターが2体がいるのです。攻撃が射撃の上に毒の追加効果を持ち、防御点無視3も備えているのでこれからプレイヤーを屠りまくりですよ! と思ったのですが扉を開けたターンで2体とも、1回も攻撃をする前に倒れてしまったのでした。あれれ?
ボスもわりと PC を驚かせる能力だったのですが結構あっさり撃沈。むむむ。初回向けシナリオだからこんなもんですか……と思っていたのですが、後から確認したところ PC の数によってモンスターの強さは変動するのですが、もう少し少ない人数での強さを採用してプレイしていたようで。どうりで獣人が弱すぎると思ったんですよ!
2回目のプレイは2つ目のシナリオを、PC 側で参戦。私が引いた PC は、死せるヴァリカス。ディセントはルーンバウンドと同じ世界を舞台にしたゲームなので、 PC が共通なのです。このヴァリカスは私が初めてルーンバウンドをプレイした際が引いた PC なので、何か不思議な縁を感じますね。ヴァリカスはわりと強力な PC で、近接攻撃がまあまあ得意、魔法はできないこともない。HP は高く、スタミナは勝手に少しずつ回復する能力を持っており、装甲も厚い。ただし撃破されると達成トークンは4つ失われます。一番安い PC は2トークン減少ですから大事に使わなければなりません。
開始早々に雑魚モンスターを掃討し、1つ目の扉を開けたところ物凄いモンスターが出たので、ビビリまくるプレイヤー。そこで私は提案したのです。「わっはっはこれはあれだよ他の扉にこいつを倒すためのアイテムが入っているのだ幸いあのモンスターの足は遅いダッシュで逃げてこの扉を開こうではないか」
ジャーン ジャーン
げえっ!
スリルに満ち溢れた大変面白いシナリオでした。結局 PC 側の勝利に終わったのですが、まず撃破トークン4の PC が2人いなかったら勝利はおぼつかなかったと思います。ついで特殊能力カードの引き。私は通常2回攻撃のところを3回攻撃できるカードを引いていましたし、もう1人の撃破トークン4の PC はすべての攻撃のダメージを2底上げできる可能性のあるカードを引いていたので。あとはアイテムカードの引きと各種ルールミスのおかげですね! ルールミスのほとんどがオーバーロードに不利に働いていて……。
それにしてもシナリオ1に比べて難度上がりすぎだろと思ったのですが、シナリオに「シナリオ1を何度もプレイして慣れてからプレイしてくださいね」って書いてあったそうで。さもありなん!
ざっと以下のようなミスをしていました。皆さんも気をつけてください。

  • 街への移動は1ラウンド1PC につき1回まで。つまり街→洞窟→街、洞窟→街→洞窟は不可。
  • 街⇔洞窟間の移動は1移動力を消費する。
  • 1ラウンドに飲めるポーションは1個まで
  • オーバーロードが振ったダイスの中に2波動が含まれるごとに悪しきオーラ力+1
  • マスターカードの山札が尽きて切り直しをするたびに達成トークン-3個
  • 宝箱から発生する悪しきオーラ力は人数×指定の数

プレイ時間は初回が4時間程度、2回目が2時間半程度でしたでしょうか。結構重いイメージのゲームだったのですが初回にしてはなかなかサクサク進んだかと。ルーンバウンドの初回より早いですね。ルーンバウンドより最終目的とそこへの経過が明確なのが早かった原因でしょうか。通常の TRPG より早く終わったりしそうなので、代わりにこっちをやるというのもアリかもですね。