こりゃあいくらなんでもひどいねえ

飯野の人が昔ブイブイ言わせていたころ、私は「何だろうこの人……」みたいに思うだけで完全ノータッチだったのですが、まあそれはともかく飯野の人が何かゲームに関してのブログを書いていますね。

いまじゃ考えられないけど
当時は、プラットフォーマーが、初回本数を決めていた。
こちら側のリスクで、こちらのお金で、こちらが受注取ってきているのに。
10万枚、せめて8万枚といくらお願いしても、4万枚しか作ってくれなかった。
思い切り、ビジネスロス。
しかも、あまりにも少ないと感じて、調べたところ
2万8千枚しか出荷していなかった。
それはないよね。

eno blog: そろそろゲームのことを語ろうか。第1回『エネミー・ゼロ』

こりゃあ、いくらなんでもひどいですね。ROM カートリッジなら「半導体が足りません」ってことで、
こういうことになるのもわかりますけど、プレイステーションでしょう?
と言うか「半導体が足りません」ってならないように CD-ROM に移行したんじゃなかったの。

しかしまあ、アタリショック的なものを気にして生産数を絞るというのもまあわからないではないです。
アタリショックの場合は個々のゲームの本数ではなく全体の種類の問題でしたのでちょっと違いますが。
でも絞るにしても販売のリスクはサードパーティで、本数を決めるのがプラットフォーム提供側だなんて……。
良くこんなのでサードは付いて行きましたよねえ。これってプレイステーションだけじゃなかったんだろう*1なあ……。
今はそういう、プラットフォーム提供側からの締め付けって、どんなもんなんでしょうね。
MSは特に360が付く前は厳しかったと聞きますけど……じゃあ、なんで『ねずみくす』が市販されたんだ!

*1:プレイステーションだけなら、どんどん逃げられているはずなのではと