昨日のBSアニメ夜話について

最初はBS視聴可のテレビが親の寝室にしかなかったので、PCの前で「みやむー可愛い」「ミヤムー僕と結婚してください」など、メッセンジャーを通じて寝言ばかり吐く友人の対処をするばかりだったのですが30分過ぎごろから何か親も見てるのでじゃあ私が隣で見ていても構わなかろと視聴を開始したところ大月が居たので、友人がさっきまで大月大月と言っていたのは漫画夜話に出てくる大月さんかなと思っていたらアニメの大月*1だったので、ひそかに呪殺せんと黒いオーラを画面に叩きつけていた*2のですが、まあそれはどうでも良いとして、問題はアレですよ、映画の最後のアスカのセリフの由来。
以前コメントで触れたように当初のシナリオではあのセリフは「気持ち悪い」ではなく「あんたなんかに殺されるのはまっぴらよ」だったそうなんですが、イメージ通りのものが収録できないということでリテイクの嵐。
結局OKが出ないまま休憩となったそうなんですが、その間に、庵野監督が宮村優子に「もし宮村が自分の部屋で一人寝てて、窓から知らない男が入ってきて、それに気づかずに寝てて、いつでも襲われるような状況だったにもかかわらず襲われないで、寝てるところを見ながら、自分でオナニーされた、そのときに目が覚めたらなんて言う?」って聞いたときの答が「気持ち悪い……、ですかねぇ?」だったらしく、庵野監督はそれに「はぁ……やっぱりそうか」と返事し、その答えが、そのまま最後のセリフになったと。
それって滅茶苦茶拒絶じゃないですか! シンジ君滅茶苦茶拒絶されてるじゃないですか! じゃあその直前アスカがシンジに差し出した手は何! とか言い出すと私はまた混乱し、動揺し、錯乱してエヴァンゲリオンとかアスカラングレーとかをまた鉄扉の奥に追いやって自分の手で鍵をかけてためらいなどないだろうし間違っても二度と開くことのないようにさあ錠の落ちる音で終わらせるしかないのかって話になるんですが、また逆戻りですかって話なんですが、また逆戻りっていうのはひじょうにエヴァンゲリオン的ですねとも思うのですがそれはどうでも良く、今回に関しては唐澤俊一が「それぞれのファンが欠落した部分を勝手に生めて納得しているんだがそれで良い」と言ってくれているので私の中であのアスカの「気持ち悪い」は拒絶ではないということで処理してオッケーということになりますのでそれでいきます。でも唐澤俊一はそういうのは気持ち悪いとも言ってましたけど!*3 いいですもう! 気持ち悪い上等! ここは気持ち悪いインターネットです!

*1:エヴァの企画の大月

*2:朝霧の巫女をあんなアニメにした件は二億年許さん

*3:気持ち悪くても構わないんですよ、とも言っていましたが