橘高は豊富な経験を無駄にし根来は失点できるところでは漏れなく失点する


豊富な経験がないと日本シリーズの審判には選ばれない。審判経験20年の橘高球審は、だれもが適任者と認める審判だった。それでも明らかなジャッジミスが出たのは不幸というしかない。一方でこのトラブルには幸運もあった。舞台がナゴヤドームだったことだ。ジャッジミスは中日に有利、西武に不利な結果をもたらした。もし逆だったら観客は騒ぎ大混乱に陥る恐れがあった。
 一番の問題はその時、根来コミッショナーが不在だったことではないか。試合途中に帰京したという。日本シリーズ日本野球機構が主催し、管理者はコミッショナーだが、コミッショナー事務局の長谷川事務局長は「ジャッジミスはコミッショナーの裁定を求める問題ではないし、混乱が起こったらコミッショナーでもいかんともしがたい」と話した。実際、過去のコミッショナーの中には日本シリーズを見ない人もいた。
 しかし混乱に見舞われたときに最高責任者がいるかいないかは大きい。26年前の1時間19分の中断のときには当時の金子コミッショナーが試合続行の要望を出した。2年前米大リーグのオールスター戦で時間切れ引き分けの判断をしたセリグコミッショナーは、荒れるファンがものを投げ込む中、耐えていた。
 第2戦も所用があってコミッショナーは観戦しないという。審判に対する不信感は、小さなことから爆発するおそれがある。シリーズ軽視といわれないためにも考え直してほしい。
豊富な経験があってもそれを活かせないようでは意味がないですよ!
あと根来の発言はことごとく責任逃れなので面白い。また何か問題が発生した場合発せられるコメントが予想できそう。
追記:マリンブルーの風さんによると、この記事の差し替えがあったようです。
私は誤審のもみ消しが目的ではなくて橘高に文句つけると五月蝿いから*1差し替えたんだと思いますけど。あまり変わりませんか。

*1:珍プレー好プレーで審判を馬鹿にした番組を作るなと言っていたときの中心が橘高