正史三国志漫画

三国志新聞や別冊宝島僕たちの好きな三国志のライターであり三国志には一家言持つ大澤良貴さん正史三国志の漫画の原作を執筆される予定のようです。
現在残っている三国志正史は陳寿という人物が記したものに裴松之という人物が補足、注を付けたもの*1です。
ということはその完全漫画化とはこんな感じになるのでしょうか。

こうして曹操董卓の追手から逃れ陳留へたどり着いたのでした。
裴松之がコマの外側から突如登場
「説明しよう!」
「この間曹操は呂伯奢の家に立ち寄ったのだが彼は留守。その子たちが曹操を脅して身ぐるみ剥がそうとしたので逆に殺したのである! または呂伯奢の留守中、曹操は彼の子たちが自分を役所に突き出すのではないかと疑い殺したという説もあるのである!」
裴松之コマの外へ退場

とか

荀イクの話の後すぐに賈クの話が描かれて、その話が終わったところへ裴松之の外から大登場
荀イク賈クを同列に扱うなんて……」
それはひょっとしてギャグで言ってるのか!」

とかそういう作品になるのでしょうか。
その場合裴松之の声は是非千葉繁で。

「説明しよう!」
「西暦18X年! 漢帝国は住民反乱の炎につつまれた!」
世紀末救世主伝説 張角

期待しております。

*1:陳寿があまりに正確を期したため、絶対確実という史料しか採用されていませんでした。そのため三国志の記述は非常に簡素なものだったので時の皇帝が裴松之に補足を行うよう指示したのです。