予言と預言

「預言(者)」は「予言(者)」をかっこよく書いたものではないので、同じようには使えません。意味が違います。
予言は将来の出来事や、まだ知りえないことを、判明する前にあらかじめ言うこと。またはその言った言葉のこと。
預言は神や霊など通常直接触れ合うことのできない存在から意思を汲み取って他の人間に伝えること、またはその伝えるための言葉のことです。
予言者はノストラダムス預言者マホメットとかイエズスとかのことです。
なので今日は富岡が勝利するよとか言い当てた人を預言者! と呼ぶのは本来間違いです。その人は予言者です。
まあもっとも、英語では双方共にprophetと書くし日本語では発音が同じということで混同するのも無理はないんですが。
ついでに書いておきますと予言は神の言葉を聞いて行われると信仰している人たちはあえて予言を預言とする場合はあります。