何かモヒカン族に三点リーダの件を指摘されても「納得できる理由がないと従えない」と言う人が散見されるけど

めたかさんとか、annnnnnnaさんとか。
(注:指摘とか突っ込み=攻撃ではないのです! むしろその逆! 参考:http://mohican.g.hatena.ne.jp/bbs/2/112 このお二方のblogは以前からうちのアンテナに入ってますし!)
どうしてそこまで中黒に拘るのかよくわかんないです。「それが正しいから」「そういうルールなので」じゃダメなんですかね。んー。ああ、・・・に比べて、……だと最低4回キーボードを多く叩かなきゃいけないからですか。省エネですか。クールビズですか。キーボード多く叩かなきゃいけないちょう面倒くさい、っていう話でしたら、気持ちはわからないでもないですけど。
俺はルールに従わねえええええ「を」なんて使いたくねえええええ「お」でいいじゃん発音一緒*1だし!
ルール無視という点では上のようなのとあんまり変わらない気がするんですけど。

と言うだけでは人は分かり合えないって今ララァが言っているような気がしないでもないからもうちょっと詳しく説明しようと思いました。

・は本来間を表すとかそういう用途に使わないものなので、見た目が同じだから同じように使ってもいいでしょ? という考え方は、例えば「旧」と「1日」とかを同じものとして容認するような思考と言えてしまいます。あるいはアスキーアートとかと同じです。
で、本来違うものを同じように運用しようとすると結構問題が起こるわけでして。「きゅうなかせんどう」なのか「いちにちじゅうやまみち」なのかわからなくなっちゃうのです。あと普通文章の中にいきなりアスキーアート混ぜないものと思います。
区別があるものは、区別されるためにその差異があるんですから、それ勝手に埋める行為は度を越すと上のようなことになるんですよ。
「じゃあ度を越さなきゃいいじゃん、中黒と三点リーダのことは度を越してないと思うしいいじゃん」という意見に対しては、人は弱いものだから一度楽な方へ流れちゃうと際限がなくなるし、あと度を越してる越してないの判断を各個がやるのって結構シビアだしコンセンサス取れなくてグダグダになりそうだよね? ならコンセンサスの取りやすい本来のルールでやりましょうぜ、と反論したい、という感じなんですけど、ダメかしら。いかがでしょう?

って言うか自分も何でこんなに三点リーダに拘るのかわかんなくなってきた。

*1:実は一緒じゃねええええええええええんですけど

三点リーダの件続き

トラックバック貰った分とコメント全部読みました。
まず上記に関しては余計な記述があったなあと思いましたのでお詫びして訂正します。
クールビズは余計でした! 無駄に煽りっぽくなってしまったので反省しています。と言うと、今度はクールビズを馬鹿にしているような気もしますが、八方は丸く収まらないやごめんなさいっことで。
あと、「1日」⇔「旧」は
http://www.google.com/search?num=50&lr=lang_ja&q=%E3%81%8D%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%A9%E3%81%86%E3%80%80%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%86%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%BF%E3%81%A1
このネタやりたくて無理やり混ぜました! ごめんなさい!(主に有賀さつきに対して)

三点リーダの件続きその2

id:annnnnnna:20050711:p3

でもエンドユーザは全角マイナス「−」なのか全角ハイフン「‐」なのか見分けが付かないとかで使ってくるんですよ。酷いのになると長音記号「ー」まで見分けようとしない。で、文字コードではじくと「何でハイフンが使えないんだ!住所をどうやって入力しろと!ふんがふんが!」とか言うので説明に困る。

そういえば私も開発系じゃないんですけど色々聞かれることが多いんでその辺でURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYってなること多いです! もう、ちょう困る。ちょう困るからそういう悲劇をなくすために区別しないやつには指摘していきたい! 指摘するぜ指摘するぜ指摘して死ぬぜ! むしろ死んだ。5回くらい。という感じで。ダメですか。ダメだろうなあ。

ルールを守れない人がいるからそんなルールを守らせようとするのは間違ってる! というのはそりゃ違うんじゃないの、と思いますがルールを守らせようとしてもできない人がいるんだから無駄、というのなら理解できます。
いや、今回の焦点はそこじゃなくて中黒連打は本当に許容できない、ルールから外れた行為なのか、ということですね。

コメント欄の怒左右衛門先生は

出版では…は、ー(音引き)と同じ扱いなので基本全角一文字であらわします。あと、これは出版社によりますが、…は一個ではつかいません。……と2つでつかうんですね。だから僕の日記とか書き込みは……なんですよ。

と言っていて、寸゛さんはdi:yms-zun:20050711:readerで、

そもそも「『……』は三点リーダを二つ重ねたものでなければならない」といふのは新聞社だか出版界だか印刷業界だかが自主的に定めた慣習にすぎなくて、彼らにのみ日本語の有り様を決める権利がある訣でもない。

と言っています。
そこから考えると怒左右衛門先生は出版に関わりのある方なので怒左右衛門先生のスタンスはとりあえず大正解。では私のスタンスはどうなのでしょうか?

ある業界の慣例が日本語全体に敷衍できる話なのかどうかは一度疑つてみてもよい。

だそうなので、自分は何に立脚して考えていたのかなあと考えをめぐらせてみたところ、どうもはっきりしないのでした。で、コメント欄のクレーン足りないさんのコメントですが、

を使うことに抵抗を感じている方々は度を越すとか面倒くさいとかとかではなく、・・・・・・に単純に視覚的好感を持っている方も少なくないと思いまし、加えて読んだときの……の『間(ま)』よりも・・・・・・の『間(ま)』を好む人と思います。何といいますか、……の劣化版ではなく、新しい用法としての・・・・・・を考えている……というのはちょっと違うか……うーん。

これを読んで「気持ちはなんとなくわかるけど点の打ち方で間を表すのは邪道で、もっと他の表現技法を用いて間を表すべきだ」という感想を持つにいたり、ようやく自分が(最初は)「小説を書く際の作法」みたいなところへ立脚して話をしていることに気付きました。
すると、それだけの根拠で小説など書こうとしている人や出版関係以外の人に絡むと筋違いになりかねないので、無意識に編み出したのが今日1個目のエントリだったんですけど、「問題が起きるから!」ってのは理論武装としてうまくなかったですね。
実際にこの中黒と三点リーダの取り違えで起きる問題なんて全く大したことないですし*1、何より、コメント欄のid:toriumiの人の

意地の悪い見方をすれば、そのような多くの人に許容されている事項に対し、いらぬ指摘をして問題を引き起こし、知的虚栄心を満たしている輩のほうが前述の問題よりよっぽど問題である!

という反論を許したりしてしまうわけです。というかこの突っ込み上手いなあ。参った。
今回は「小説の書き方作法」を、自分でもそれと意識せずにちゃちな理論武装をして敷衍しようとしていたようでどうもすみませんといったところなのですが、でも似たような見た目の物を似ているから同じに扱ってもいいじゃない、という発想はアスキアートと同じようなものであること*2、そしてアスキーアートはアートなので基本的に文章とは別、ということは主張し続けていきたいと思います。

*1:だからこそ「そんなことを続けていてはグダグダになるぞ」と言っていたのですが、ちょっと弱い

*2:別にアスキーアートがいけないと言いたいのではないです

クレーン足りないさんのコメントですが

ってこのコメント書き込める名前短すぎデスぜ。最初は『とおりすガリアン級。はっは私を倒すにはクレーン車が足りなかったようだな。ヨーダな』とかにしようと思いましたのに。くぬう

ごめんなさい。でも私が文字数制限かけているのではないので!
あと、名前欄の入力文字数制限を無しにするとコメント欄に本文をぶち込むいたずら者が出ると思われるのでやっぱりある程度で制限しておいた方がいいと思います。というか、私がそういうことするから! 携帯電話からメール打つ時に本文無しでタイトルにずらずら文字入れたりなど、良くやってますので!

帰宅途中に

通り道にある酒屋の前を通ったら何か違和感。ちょっと考えたら自販機がなくなっていたのでした。どうも店じまいっぽい? 改装かも知れませんけど、それなら自販機撤去しなくちゃいけませんかね? そこの旦那さんが子供を見掛けると大きな声で挨拶する人だったので、私も子供の頃からその人によく挨拶して「挨拶がよくできる子」と褒められるようになったとか、そういうことがあったのでわりと寂しい気がします。

西武 7 - 6 ロッテ

おおロッテにも勝ちましたか、というかロッテはそろそろエネルギー切れ? 待て9月? あと大沼に抑えはやっぱり無理無理無理無理なのでは……。かと言って他に適任がいるわけでもないんですよねえ。