鋼鉄三国志ノベルは鋼鉄三国志より出でて鋼鉄三国志より三国志
最近鋼鉄三国志は録画はしているんですが全然見ていなくて何故かってそりゃああなた鋼鉄三国志と原稿どっちが大事かっていったら一定時間無敵になるほど自明過ぎて困るくらいですから。でもたった今朝霧の巫女事典の原稿入稿したのでもう安心でございます。ぼちぼち録画した鋼鉄三国志も見る予定でございます。
で、表題の鋼鉄三国志のノベルなんですが確か今日発売だったはず。タイトルの通り鋼鉄三国志ながらもちゃんと三国志しているので普通に面白いです。頭がおかしい人ばっかりで面白いですとかじゃないんです。劉ヨウとか、孔融とか、陸績とか、于吉が出てきますよ! 于吉は出てるとはいえないかもしれませんけど。
中身は鋼鉄三国志前史と言えるようなお話で、周瑜、孫権、陸遜、太史慈、孫策の話がそれぞれ1本ずつ。太史慈の話が特に面白かったですね。太史慈母かっこ良過ぎ。あと鋼鉄三国志世界では孫策が袁術に玉璽を渡して兵を貸してもらうことができないことに気がついてはっとしたりしました。全般的には周瑜と孫策の友情描写が重点的な感じ。
で、確か今日発売だったはずとか言ってるのに何故中身を知っているのかというと、実はお手伝いしました。鋼鉄三国志でギャーギャー騒いでいたので声をかけられました。三国志マニアなのでまあ細かいことをいくつか。普通鋼鉄三国志のノベルっていうのならアニメがああですから適当な三国志知識でちょいちょいとか考えても良さそうなところですがちゃんとしっかり正史に当たられて書かれているので感銘を受けました。
というわけでこれはヒー子安キモイキモイヒーとかそれだけで鋼鉄アニメを見てる方にはひょっとしたら合わないかもしれませんが別方面から三国志を知っている方にとってはとても面白い物になっていると思います。
- 作者: 妹尾ゆふ子,ことき
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテイメント
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: 単行本
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