ゆぐ子戴冠

ユグドラ・ユニオンがそこそこ進んでいまして、ファンタジニア王国の姫であり両親を亡くしたゆぐ子が当然の流れとして戴冠することになるわけですが、何か王家に代々伝わる力みたいなものがあって、それを引き継ぐために特別な儀式があってそれを受けたらまあすごいこと。

これまで弱い子だったのに能力値がバリバリ伸びただけでなく何か新しい専用のカード「ジハード」も貰ってですね。
ああいや弱い子だったんですけど私が無理矢理鍛えて標準レベルよりちょっとぐらい強いぐらいまでにはしてたんですけどね。この勘助がそうしたのです! この勘助が!

で、このゲームの敵役である帝国の皇帝ガルカーサが持つ専用のカード「ジェノサイド」は発動時に味方の命を吸い取ってその量に応じて戦闘力を増加させるという外道なカードなのです。三国志大戦で言うと飛将の神弓です。でおのれー非道な帝国軍とか言ってたんですね。

対して戴冠したゆぐ子が手に入れた専用カード「ジハード」は、味方が全員倒れた時だけ使用可能、発動させると自動的に勝利になるという強力なカードなんですがちょっと待って。

このカードさえあればかなりの不利も覆せますけど、それって本来勝てない相手に突進して味方が全部倒れたらジハード発動でイナフだって感じで結局ガルカーサのジハードとあんまり変わんない外道カードな気がするんですが!

あれかー政治ってのは大の虫を生かすために小の虫を殺すって言いますけど為政者の戦いというのは皇帝であれ王であれこういうものか!!

あとゆぐ子の父は何でこんな最強っぽい力を持ってたのに負けたのかなーと思ったんですが戴冠の際に聖剣とティアラがセットで力を云々と言っていたのでそうか父上は男だからティアラを着けていなかったために力を発揮できなくて敗北したのかと思いました。折角力を伝えるのなら男女かかわりなく使用できるようなものにすればよかったのに。