デストロイ・オール・ヒューマンズ!

デストロイ・オール・ヒューマンズ! のあらすじ

宇宙では生物から採取できる天然もののエンドルフィンが高額で取引されています。
科学者のポックス博士はこれに目を付け、自らが作り出したクリプトスポリジウムというクローン生命体にあちこちの星を訪問させ、現地生物からエンドルフィンを採取させて生計を立てていました。

ところが、優秀なクリプトスポリジウムナンバー136(クリプト136)が、太陽系第三惑星を訪問したまま音信不通、行方不明となってしまいました。

ポックス博士はお小遣いの値上げを迫るクリプト137を未熟とは思いつつも、クリプト136捜索のために地球へ送り込むのでした。

どんなゲーム?

3D アクションゲームです。左スティックでクリプトを操作し、右スティックで視界と照準の操作をします。簡単に言えば操作系統はナムコガンダムです。
武器はR2ボタンで切り替えができ、「あばばばばばばば」と人間を痺れさせて殺害する電撃兵器の「ザッパー」、人間の尻から直接エンドルフィンを抽出する「イチジクビーム」、弾数制限はあるものの命中した人間を即座に骨にする「分解光線」、さらに弾数の制限は厳しいものの、破壊力が高く、リモコン爆弾的に使用できる「イオンランチャー」の4種類の武器を使用できます。

普段平和な街並みの中ではこれらの武器を使って人類をデストロイし放題ですが、暴れれば暴れるほど警戒レベルというものが上昇し、ポリス、軍隊、M.I.B.とこちらをデストロイしようする集団がパワーアップしていきます。
特にM.I.B.は地球の科学力を超えた装備をしているので油断していると速攻で殺されてタブロイド紙
「野生のサル出没! 市外の悪臭に住民は悲鳴」
とか書かれてしまう上にクリプト138が速攻で作成され地球に派遣されることになります。(以降数字は延々とインクリメント)

と紹介するとスパルタンな人類皆殺しゲーのような雰囲気ですが実際にはそうでもなく、今のところは人間に化けて潜入せよ! とかターゲットを UFO まで連れて来い! といったミッションの方が多いです。思ったより平和です。
難易度としては難しい! というほどではないけれど、油断しているとあっさり失敗する、ミッション失敗しても作戦を考え直せば成功できる、といった按配で、なかなか好調整ではないかと。

実際平和でないのはM.I.B.側の方で、奴らは洗脳等々を用いて反共主義者を国内に増やし、ソ連と開戦させようとしているのです!

ポックス博士としてはそんなことになったら核戦争で地球はおじゃん、品質の高いエンドルフィンが収集できなくなるので、何としてでも阻止しなければなりません。
というわけで、M.I.B.との争いがこのゲームのメインなんですね。
最後に監修の山本弘またの名をディードリットの中の人のお話を紹介しておきますね。
http://homepage3.nifty.com/hirorin/destroyallhumans.htm

デストロイ オール ヒューマンズ!

デストロイ オール ヒューマンズ!