三国志マガジン9号出ました

今回は志水アキ先生のお出ましだ! 志水先生の甘寧漫画は甘寧漫画として読者が期待するところにしっかり答えたという感じの良策。
火凰燎原は相変わらずです。
あとはそうですね、孔明の漫画は魔道に墜ちた孔明ものは三国志曹操伝以来だったのでちょっと期待したのですが何か話が中途半端な印象。途中で話をぶった切られたような。続かないんですかこれ? インパクトが物凄く強かったので続くのでしたら是非読みたいところですが……。沮授の話はこれぞ沮授、と思わせ実に良かったです。陸遜の話は二宮事件や、呉の皇帝の立場みたいなもの*1などに触れて、なおかつ読ませる良作でした。
島崎呂布漫画はやり過ぎ覇王董卓が退場してしまったのでやり過ぎて吹くということはありませんでしたが、張遼が良い味を出していました。
曹操孟徳正伝は今回小休止かなと思ったのですが最後に急展開が来ましたね。あの人が離反するのか!? そして曹操はこうして「変わって」しまうのですかなるほどなるほどと。
今回もなかなか良かったです。これをこれからも維持してくれればと。

*1:絶対権力者ではなく、名士豪族の束ね役でしかない