ブラウン監督の求心


 ブラウン監督の退場が勝利への号砲だった。広島が2003年以来勝てなかったドミンゴを攻略し、鮮やかに逆転勝ちした。
 3回、ロマノの暴言での退場に激高し指揮官も退場。米国時代の過去3年で22度退場処分を受け、「選手を守るためなら退場もOK」と口にするブラウン監督の闘志が、打線に火をつける。
というわけで、本日広島は苦手のドミンゴをブラウン監督の求心力により破ったわけですが、その顛末はこちら。

 3回1死一塁で荒木の遊ゴロが併殺崩れで一塁セーフの判定。これに対しロマノが審判員に暴言を吐いたとして退場を宣告された。処分についてブラウン監督が抗議したが受け入れられず一塁ベースを引き抜いて放り投げたため退場処分を受けた。
一塁ベースを投げるというのがブラウン監督の求心のコツのようです。あるいは何か宗教的な意味合いがあるのかも知れません。「皆の者、力を見せよ!」