対PSPトロイの木馬発見さる

うーむさすが時代の最先端。


 株式会社シマンテックは、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)の携帯ゲーム機「PSP」を標的としたトロイの木馬「Trojan PSPBrick」を確認したと発表した。
 このトロイの木馬は、一般ユーザーがSCEIの認可を受けずに公開しているハックツールに潜んでいたもの。これがインストールされると、自動的にシステムファイルが削除され、PSPが動作しなくなる。

 このトロイの木馬に他のPSPへの感染力はなく、SCEIが提供しているゲームソフトや関連ソフトウェアから侵入することはない。またPCなど他のプラットフォームにも影響はなく、あくまでPSPだけを標的にしている。これらの結果からシマンテックでは、危険度1の脅威という、最も低い危険度であると評価している。同社は現在、さらに詳細な分析を進めているという。

 SCEIに本件について電話で問い合わせたところ、いくつかの回答が得られた。このトロイの木馬の存在はSCEIも既に認識しており、先日公開されたシステムソフトウェア バージョン 2.01で既に対応を済ませているという。

 また、このトロイの木馬によってPSPが動作しなくなったユーザーへの対応としては、正規の使用方法から逸れる行為でのみ発生する問題であるため、一切サポートは行なわないとしている。

うーん。ソニー系列はいかに無償サポートを行わないかに心血を注いでいるようですけど*1、この件はサポートした方がいいんじゃないでしょうかね、変な勘繰りを入れられる気が……って、もう散々入れられてるから構わないのかな。
いや、そこまで面倒見切れんという気持ちはよーくわかりますけどね。
と思いましたがやっぱりサポートしなくて当然ですね。うーんしかしそれでは下衆の勘ぐり恐ろしい。

*1:明らかに初期不良のモニターを交換せず有償修理で済ませようとしたみたいな話とか良く聞くんですよ