銀行を騙るフィッシング詐欺発生中


 UFJ銀行は15日、同行の顧客らにメールを送り付け、個人情報を盗み取ろうとする「フィッシング詐欺」とみられる事案が起きたと発表した。盗まれた情報を使っての金銭的な被害は確認されていないが、同行は注意を呼び掛けている。
 フィッシング詐欺は、銀行やカード会社を装って電子メールを送り付けて指示に従わせ、偽のホームページから個人情報を盗み取る詐欺の手口。昨年から被害が確認されるようになった。大手銀行の利用者を狙ったメールの大量送信は初めてで、今後被害が広がる恐れがある。
みずほも同様に踏み台にされているようで、いよいよ日本にも本格上陸ですか。
元々こういった手口はアメリカで生まれ、最初の内は稚拙な手口で一般ユーザからも見破りやすかったのですが、対策が講じられるにつれ手口が巧妙化、ユーザもそれに対抗し――を繰り返し、現在ではユーザも対策ができていますがそれをも騙す巧妙な手口のものも出ています。
日本ではこれまで銀行等を狙った大規模なフィッシング詐欺はあまりなかったので、充分な対策ができていないところへアメリカで巧妙化フィッシングの手口にいきなり晒されることが考えられるので大規模な被害が出る可能性も考えられます。
今回はそんな巧妙なものではなかったのでまあまだ良かったですが、こういった詐欺の被害に遭わないためにはやはり自衛が必要です。
セキュリティパッチはしっかり当てる(WindowsUpdateはしっかり行う)、個人情報を入力する先のURLはしっかり確認する、基本的にクレジットカードの暗証番号などは聞かれないので聞かれたら怪しむべし、というか個人情報を入力しなおさせるなどということもほとんどないのでそういった場合も怪しんでかかる、といった感じですかね。