武器屋さんへ行ってきました

昨日の続きです。
武器屋さんで展示されている武器はお願いすれば持たせてもらえるので、前回気になった所謂両手剣を持たせてもらいました……と言いますか重くて持てない。支えるのもきつい状態。あまり重いので名前を忘れましたが、その剣はこんな形をしています。

刃の部分はAのみで、Cの部分には皮が巻いてあります。この形状、鍔の部分は気になりますが、ほとんど槍じゃないかなあ、と私は思っていたのですが、武器屋店長さん曰く「大身槍と扱いは変わりませんよ。日本人の感覚だと槍の部類でしょうね」とのこと。大身槍というのは槍の穂先の部分が大きく、突くだけではなく斬ることに利用できる槍のことです。
つまり、この剣は片手はCの部分を持ち、もう片手は本来の柄であるDを持って振り回して使うということになります。すると実用の上では鍔はBの部分となります。それじゃDにくっついている鍔は何のために? ということになるのですが、こちらは宗教上の理由というか、剣のシルエットは十字架に見える、あるいはそのように見えるように作られるということで、そのために実用性の低い大きな鍔が付いているのでは? とのことでした。ためになるなあ。
その次に持たせてもらったのはあの有名なクレイモアハイランダーの両手剣です。これなら何とか構えることはできました。ですが重いこと重いこと。そもそも敵を突くとか斬るとかいうよりも、薙ぎ倒すためにある剣なのです。
これについても、店長さんより面白いお話を聞けました。曰く「クレイモアの達人になるための本があって、それにはまず最初は丸太を持ってひたすら素振りしろと書いてある。難なくできるようになったらその丸太を3本に増やして素振り。それができるようになったら今度は実際にクレイモアを持って素振り。次にチェインメイルをつけて素振り。できたらプレートメイルを着て素振り。最終的にはプレートを着て走り回りながら素振りしてもへばらないように特訓する。これができたら達人になれると書いてあるんですよ。技より力なんですね」と。それだけできれば達人と言っていいでしょうね。100人中1人到達できるかどうかわからない感じですが。で、相手が銃を持っていても1発かわしてクレイモアで突撃だとか。薩摩の示現流みたいなものですね、とのことでしたが、確かにそんな感じ。そういうのにはなぜか心惹かれますね。
ところでそのクレイモアですが、持っててかなりワクワクしました。その重さが「武器だぞ!」という存在感を強く主張しているせいでしょうか。その場でエイヤッと買ってしまうこともできなくはなかったのですが、他の荷物を考えると全部持てそうにないというのと、柳生十兵衛ファンとしては三池典太光世も欲しいなあなんて考えていまして、躊躇してしまいました。
で、自宅に帰って二本掛けに刀を掛けてみて

はっと気付きました。今年、武器関係買い過ぎ。いい加減にしろと。刀2本、短刀3本、打撃武器1本です。6桁は行っていませんけど、それにしたって……。クレイモアも典太もかなり欲しいんですが、とりあえず頭を冷やすことにしました。
と言っても未了ゲーム終わらせるまでゲーム買わないとか言ってたのにあっさりDS買っていたりする自分なのでどこまでもつやら。