ねんがんの クリスをてにいれたぞ!

→そう かんけいないね
 メ几
 木又してでも うばいとる
 ゆずってくれ たのむ!

まあ9割方が一番上の選択肢でしょうね。アイスソードならともかく。
というわけで、http://d.hatena.ne.jp/rerasiu/20041204#p3でも行って来ました武器屋さんへまた行って参りました。
日本刀の二本掛けが入荷したとのことでしたので。で、早速二本掛けは購入するとして……と周囲を見回したところ、発見したのがクリスです。
クリスというのはインドネシアのナイフで、隕鉄を使って鍛造されるとも言われる武器で、そのため魔力を帯びるともされるナイフです。
その魔力には相手に刃先を向けるだけで殺せるとか、相手の影や足跡を攻撃するだけでダメージを与えることができるとか、所有者に危険や戦闘を知らせる能力とか、火を自由に移動できる能力などがあったとされているとか。
日本の刀と同じように、儀礼的にも非常に重要な武器であったそうです。
このクリスなんですが、中学2年の時だったかな? ガープス・マーシャルアーツというTRPGのルールブックでその存在を知り、その形状がとても気に入ってしまい、ずっと手許に置きたいと思っていたのですが今回ようやく見つけました! ヒャッホウ! 山海堂さんでは「刃の材質・形状のせいで銃刀法に引っ掛かるので輸入できないんですよ」と言われていたのでもう半ば諦めていたのですが。

これが鞘に収納された状態で、

こちらが抜刀状態。この波打ったフォルムがクリスの特徴です。主に突いて使います。日本刀のように叩いて鍛えるそうですよ。堅い鉄と柔らかい鉄を織り交ぜて鍛えるため本物のクリスには不思議な模様ができるとか。そのあたりから魔力云々という話も生まれたのかも知れませんね。鞘に護拳のようなものが付いているのが面白いですね。
ちなみに、二本掛け早速使っています。私の部屋は、今こんな状態です。

大小の小は以前も書いたように標準サイズの脇差では長さが寂しいかなと思ったので小太刀です。こうして並べてみると単体で見るよりずっといい感じですね。ですが上の方は土方歳三兼定なため鞘も土方使用の茶にしてしまったため下の小太刀と拵が揃わずちょっと格好悪いかも。黒にしておけばよかったかなあ。
(つづく)