デスピエロ討伐(レベル32)

倒しましたと書いただけでどうやって勝ったか書いてなかったと思いますので書いておきます。

第一段階

開幕直後、片腕を切り落とすまでを第一段階とします。
メンバーは勇者アリーナクリフトマーニャで。
段階に限らず重要なポイントは、ナイスタイミングの回復を期待してクリフトをAIに任せないこと。
AI任せにするとその仲間の行動順で何をするか決定するので、あらかじめコマンドを入力するよりもいいタイミングで回復を飛ばすことができますが、クリフトはAI任せにするとザキを連打するので奴に任せてはダメです。たいした破戒坊主です。
この間は2回行動ですが打撃しかないので、開幕直後先頭の二人に防御させてクリフトがスクルトを多重がけ、マーニャルカニをかけます。
あとはほとんどダメージを喰わないので先頭三名はひたすら打撃、マーニャはドラゴラムでデスピエロの片腕を叩き斬りました。

第二段階

残った片腕を落とすまでを第二段階とします。
この形態でも打撃のみという点は変わりません。しかも腕が一本減っているので攻撃回数が1回になっています。ここは同じように攻撃してでもう一本の腕も落としました。隙を見てクリフトは祈りの指輪でMPを回復します。

第三段階

頭を叩き潰すまでを第三段階とします。
腕がなくなったので打撃が選択肢から消えています。行動パターンは甘い息、スクルトヒャダルコベギラマ、ザキ、スクルト
この形態ではザキが怖いですがマホステマホカンタで対策すると回復がままならないので迷うところです。ヒャダルコベギラマのダメージの蓄積は結構厄介です。私は対策しませんでした。2回ほどザキが来ましたが気合で耐えていました。
また打撃中心のこのメンバーにとってスクルトも結構厄介です。ドラゴラムの効果が切れるまでは勇者の天空の剣でスクルトを解除。切れたらマーニャルカニ。デスピエロのスクルトに対抗するためマーニャはここからドラゴラムを控えてメラミで戦います。スクルトが来たらルカニ。呪文でダメージが蓄積したらアリーナに持たせた賢者の石あるいはベホマラーで回復。それなりに楽に頭を潰しました。隙を見てクリフトは祈りの指輪でMPを回復します。
どうでもいいですが頭を潰された時のデスピエロのリアクションが虫っぽくて非常に嫌です。

第四段階

頭を潰されて腹に顔が生まれてから腕が生えてくるまでを第四段階とします。
この形態の際の行動順序は決まっています。
瞑想→激しい炎→凍てつく波動→打撃→激しい炎→高熱のガス→最初へ戻る
瞑想はHP回復、激しい炎は全体に80前後のダメージ、凍てつく波動はこちらに掛かっている呪文の無効化、高熱のガスは全体に35前後のダメージです。
これらの行動を1ターンに1回か2回行います。
ここで特に嫌なのは激しい炎と高熱のガスを1ターンに出されること。全体に115前後のダメージはかなり効きます。そこでブレス系攻撃のダメージを半分にするフバーハの出番なのですが、フバーハが掛かった瞬間に馬車の外に出ているメンバーにしか効果はありません。
馬車の外にいるメンバー全員にフバーハが掛かっている状態にするには、馬車の外にフバーハを使えるミネアが出ていなければなりませんが、回復はクリフト一人で足りている感じ。ミネアは火力も低いので、代わりに火力がある人を出したいところですが、出した場合はその人にはフバーハが有効ではありません。
そこで登場するのがドラゴンメイルとドラゴンシールドでブレス系攻撃のダメージを25点ダウンさせることができるライアン大先生です。ライアン大先生はHPも高いので安心です。ミネアがフバーハをかけたら速攻でライアンと入れ替えます。
しかしフバーハとこれまで散々重ねがけしてきたスクルトは凍てつく波動で解除されてしまうので定期的にかけなおしが必要です。クリフトには回復よりもスクルトを優先させたいので、回復はアリーナの賢者の石メインで、間に合わなくなったらクリフトとダブル回復、もしくは勇者のベホマズンを使います。
ここでポイントとなったのは勇者のすばやさがデスピエロよりも低いので、ベホマズンのコマンドを入力しておけば(死者が出ない限り)ターン終了時に馬車外のメンバーのHPは満タンとなることです。これを利用して、フバーハを掛けるためにミネアが出てきたり、ルカニを掛けるためにマーニャが出てきたり、バイキルトを掛けるためにブライが出てきた場合はベホマズンを入力しておき、彼女らが馬車に戻る際にはHPは最大値であるようにします。次回馬車から出てきた際にいきなり殴られて死亡というパターンを防ぐためです。
デスピエロの行動順序は決まっているのでスクルトフバーハを先読みで掛けなおしできそうですが実際は1ターンに2回ではなく1回か2回行動なのでなかなかうまくはいきません。いっそのこと毎回2回行動の方が計算が立つので助かるなとすら思いますが、一応救いはあって、この行動順序では凍てつく波動の直後がブレスではないので、デスピエロよりミネアの素早さの方が高ければ凍てつく波動後必ず1回はフバーハを掛けるチャンスがあります。

第五段階

腕が生えてきて足が生え変わるまでを第五段階とします。
ここでの行動パターンは打撃、高熱のガス、激しい炎で1ターン2回行動。
ここからが本当に辛いです。攻撃力がおかしなくらい上がっているのは凍てつく波動がないので、スクルト重ねがけで対処できますが、ブレス連発はフバーハありでも非常に辛い。ここからは勇者は毎ターンベホマズンを使うことにしました。ベホマズン1発20MPで、魔法の聖水1個で30MP回復するので3ターンに2回はアリーナなどに魔法の聖水を使わせるという方向で。余裕があれば勇者とクリフトは祈りの指輪でMPを回復させます。場合に応じてルカニバイキルト要員のブライを馬車の外へ出します。

第六段階

足が生え変わり、新しい頭が生えてくるまでを第六段階とします。
ここでの行動パターンは打撃、高熱のガス、激しい炎で1ターン1回行動。
攻撃力は上がっているようですが2回行動ではなくなったので少し余裕ができます。勇者は引き続きベホマズンですが、隙があればクリフトのベホマラーまたはベホマで代用し、祈りの指輪でMPを回復させます。ちなみに、魔法の聖水はライアンにも持たせています。

最終段階

頭が生えてきて最終形態になったので最終段階とします。
最終段階に入った瞬間デスピエロは行動順無視でマホカンタを唱えます。
この状態でのデスピエロの行動は打撃、激しい炎(全体に80前後のダメージ)、冷たく輝く息、(全体に100前後のダメージ)凍てつく波動です。冷たく輝く息+激しい炎の全体180点も恐ろしいですがここまでくると攻撃力が非常に高いので打撃も一人に集中すればかなりの脅威です。
となるとフバーハのみならずスクルトも非常に重要になってくるのですが、凍てつく波動がバリバリ来るわけで、クリフトはスクルトを優先させたいので、ほとんど回復に回れません。ミネアもちょくちょく馬車から出てきてフバーハを掛けることになります。
勿論勇者は毎ターンベホマズンですが、賢者の石や世界樹のしずくを惜しみなく使わないと生き残るのは苦しいです。
一度クリフトが死んだりアリーナが死んだりしましたがザオラルが1回で効いたので何とか事なきを得、デスピエロを討伐することができました。
PSになってベホマズンが消費MP20*1とリーズナブルになっていたためになんとか勝つことができました。この点とクリフトのザキを抑制できたのが勝因でしょうか。
まあ勝つまで3回ほど負けながら戦い方を考えたんですけどね。

*1:FCでは36