劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!

サッカーとか言ってたんでまあ全然期待しないで見に行ったんですよ。あ、ネタバレはあります。
コウタは気が付けばライダーバトルはサッカーでやる世界にいました!
コウタさん初登場時点でウィザードの世界的な何かの世界に飛ばされてデビューしてからというもの戦国時代に飛んだり映画館の世界(バトライドウォー2)に飛ばされたりもうあちこち飛ばされて大変ですね……。
でその世界のカイトさんがなんか清々しい青年だったりユウヤがいたりしてなんかちょっと変だなとコウタさんも思ったと思うんですがそれはスルーしちゃって。スルーしていいのかと思うんですがスルーしちゃって。
んでその世界では主任が自分が裏切られてることをわかっててシドやミナトさんを猛烈に詰めるというあーやっぱりアナザー世界ですねという展開だったのですがミッチはその主任を見ても「兄さんに妻はいないしやっぱおかしいよなあ、というか兄さんは自分がとどめを刺したしなあ」という感じで異変を感じるという。コウタさんはユウヤを自分で手に掛けたのにスルーしているというのにね!
で。
サッカーワールドでは実はもう1つ異変が起きててプロフェッサーがなんか人造の黄金の果実を作ろうとしてたんですね。でも人造黄金の果実は金融庁の手先で意志を持っていて、無限に人類を営業停止にしようとしていたんですね。プロフェッサーは営業停止されまくってすべてを奪われて実は物語のほぼ開始時点で実はリタイアしていましたという。いきなりプロフェッサーがリタイアしていたのは笑いました。さすがプロフェッサーだぜ。あとシドも適当にリタイアしたのもいい三下感があって素晴らしい。
で。
実は黄金の果実は金融庁の手先じゃなくて本当は極限まで闘争の塊になった人間を吸い込んで強化されるという特性があって、自分で意思を持っているからガンガン人間の闘争心を煽っていくわけですね。そのせいでペコとかザックとか主任とかドリアンオヤジとかまで吸い込まれて退場していってしまうと。カイトさんだけミナトさんに助けられていると。やっぱりミナトさんとカイトさんデキてるよなあ……。
で。
何かよくわからないんですけど今回はきれいなミッチが黄金の果実に対抗してカイトさんやミナトさんと組んでブドウ龍玄で戦いを挑みます。ブドウで戦ってる時は心がクリーンなのかな……。ここで脱落していたコウタも復活して NO More 金融庁を黄金の果実マンに叩きつけると倒された黄金の果実マンが本性を現したではないですか!

サッカーのゴールネットだこれ!

そして味方のゲストライダーがサッカーボールになり黄金の果実から脱出したペコとかザックとか主任とかドリアンオヤジたちも一斉にライダーに変身して華麗なパスワークでゴーーーーーーーーーール!
あのさあ。
この映画始まってしばらくは「なんだこの鎧武のクソ回みたいなのこんなのを普段の3倍の時間も見せ続けられるわけ?」と思ってたらまともになってきてああよかったと思ったら最後にこれ。ほんと鎧武はコラボがひどい。ひどすぎる。盛り上がってるところをコラボで何回水を差されたことやら。
どうでもいいけど黄金の果実に吸い込まれた組にはシドとプロフェッサーもいたはずなのにあいつら復活しなくて笑った。パンフによると協調性がないらしいからです。ヒエー。
まあこの映画が鎧武のクソ回だろうというのはサッカーって聞こえてきた時点でわかってたしなんだかんだ言ってライダーサッカーは笑ったからいいですし。現役選手を読んできて「あなたはジュビロ磐田の何とか選手!」とか無理矢理な台詞言ってるのも面白かったんで別にいいんですけどね。わかってたから。そういう人向け。おおらかな人向け。中盤の乱戦シーンはちょっと冗長だったかなー。映画だから予算あってできちゃうからやっちゃったぜみたいな感じだけどうーんライダーが活躍してるわけでもないし微妙よね。

そんな感じです。感想がテキトーになっちゃうのは仕方ないよね。面白かったですよ。おすすめはできないですが。