300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜

300の続編ということでしたが300と一部同時進行でお届けしますみたいな感じでそこはきちんと意識して見ないとわかりづらい部分があるかなーと思いました。
が、別にこの映画話の筋なんてどうでもよくてザック・スナイダーによる筋肉バトル見せれば観客は喜ぶっていう映画なのでその辺は全然マイナスではないですね。と思ったら今回ザック・スナイダーは監督じゃないのか……。
ネタバレはちょいありで。でも別にこの映画ネタバレなんてどうでもいいでしょう?

筋肉以外の見どころ

  • 真顔から繰り出されるギャグ

 笑わせに来てるのか来てないのかわかんない真顔から唐突に飛び出すギャグ。質的にはシグルイの笑いが近いですね。虎眼流は虎眼先生暗殺の下手人を捕えるため山狩りに出て猪を狩って帰って来た、みたいな笑い。
 神王クセルクセス誕生秘話みたいなパートとか何から何まで頭がおかしくてもうどうしようもなかったですよ!

 中盤の見どころでテミストクレスさんがバトル以外で大活躍するのですがその自由ぶりがさすがアテナイの市民だなーと思わせる感じでやばいです。ここだけは詳細は書きませんがそこがそうなってそうしているのにそうするんだ! 普通しねえよ! て言うかそうなら最初からそうするな! 自由だな! アテナイ市民だな!!!! という感じ。

  • オーバー演出

 最高。レッドクリフでも見たなー的な景気良い大爆発。

  • 不死隊つよい

 前作では簡単に蹴散らされていた不死隊ですが今回はモブじゃなくてネームドなんだよという活躍を見せました。スパルタ親衛隊兵が異常な強さなだけだったんですね……。
こちらからは以上です。面白かったです。ただアクションとしては前回の方が上だったかなー感はちょっとあります。