X-MEN: フューチャー&パスト(ネタバレほぼなし)

実はX-MEN映画って見るの初めてなんです。X-MEN情報はカプコン格闘ゲームから得た情報しか持っていません。ウルヴィーの映画はSAMURAI公開の時にテレビでやってたのを見ました。カプコンのゲームで受けたイメージよりガンビットが強くない! とか思って見てました。
そこでこの映画を見るにあたって必要な前情報がありましたらくださいとお願いしたところ、
・ウルヴィーにアダマンチウム流し込んだのはストライカーってやつでそれが行われたのは1980年代、今作の過去編は1970年代である
・多すぎるので白紙状態で見て興味持ったら前のシリーズ見て逆答え合わせするのが面白いんじゃないか
というアドバイスをいただきました。ついったーにアメコミ兄貴がたくさんいてアメコミ映画見る時はいつも助かっております。ありがとうございます。


で、見たら大変面白かったんですけど、あのですね。未来編でマグニートーがどこにいるのか終盤までさっぱりわからなかった!

過去編でウルヴィーがマグニートーに「お前とプロフェッサーに頼まれて俺はここに来たんだよ!」と何回か言ってるんですけど私は「いやお前どこにいたんだよ居なかったじゃん……」とか思ってました。終盤で未来編のマグニートがマグネパワー使う直前までわからなかった! 使う前に気付きましたけど!
だって未来編では誰もニートのことニートって呼ばないしプロフェッサーと妙に仲良いしプロフェッサーに対する副官みたいな感じの立ち位置に誰も文句を言わずきちんと収まっているうえに変なヘルメットかぶってなくて日本むかし話に出てくる好々爺みたいな見た目で全然悪役らしくないんだもん。ていうかガンダルフじゃん。
ウルヴィーが過去に行くとき「過去の私もいるから力になれるはず。でも過去の私に会うのちょっと難しいかもねー」って言ってたけど「難しいかもじゃなくてどこにいるかきちんと言えよ!」と思ったんですが自明だったんですね……。まあみんなシリーズ見てるの前提の映画だと思うんで、説明が不足していたところで見る人は前々から知っているはずの話です。なのでまったくこれで問題はないと思うのですが、そこまで気付かなかった自分が面白かったので。

その他はまあ、ネタバレになりますので。ウルヴァリンの肉体美はすごかった! あれのために見に行ってもいいかなというレベル。娯楽作品として、超能力バトル存分に楽しみました。シリーズ未見の私でもニートがどこにいるのかわからなかっただけで話の筋は理解できましたのでここから見てもOKだと思います。