魔法少女たちの世界樹の迷宮2

世界樹の迷宮2は5層ボスを超絶ギリギリで倒すという超エキサイティン! なことをしたらすごい快感があったんですけど反面燃え尽きちゃったんでほったらかしになってしまい6層を前に放置してしまったんです。
だったら折角なので前回使わなかったクラスとかも入れて2周目プレイしましょう! ということで始めました。ギルド名は「まほうしょうじょ」なので、メンバーは以下の通り。

まどか:レンジャー
さやか:パラディン
きょうこ:ドクトルマグス
マミ:ガンナー
ほむら:アルケミスト

武器を基準に決めましたが、わりとしっくり来るものですね。バランスもそんなに悪くないし。
世界樹2は最序盤の戦闘がシビアでかなりワーキングプアに陥りやすいんですよね……忘れてました。元手のない商売なんてこんなものか! 最初は杏さやに前列を任せていたのですが、まーあんこちゃんが落ちること落ちること。
さやか「回復役が真っ先に落ちてどうすんのよ!」
あんこ「あんたがきちんとあたしを守らねーからだろ!」
さやか「うっ」(挑発は仕掛けたターンは攻撃引き付け効果がない+フロントカード未修得)
まどか「まあまあ……仲間割れはやめて。私が前に出ればターゲットがばらけるから大丈夫だよ」
ほむら「大丈夫なの?」
まどか「さっき確認したけど私杏子ちゃんより防御力高いから!」

しかし3階の敵は手強く4階にいたっては先制で強烈な一撃を放ってくるイビルアイが存在するのでした。

杏さや「まどかー!」
杏さや「まどかー!!!」
杏さや「まどかー!!!!!!」

マミ「まあ、佐倉さんが真っ先に倒れるよりはマシなんでしょうけど、ね……」

しかしギルドまほうしょうじょのメイン火力はパワーショット1の後は SP をいきなり STR ブーストに10突っ込んだまどかだったりするのでこれはこれで深刻ではあります。

あんこ「さやかからはダメージが出ないからな」
さやか「うぐぐ……」

TP 消費量をあまり上げたくないと思って挑発のレベルを抑え目にしている+世界樹1では STR だけは最高クラスだったパラディンの STR は最低クラスになっているのでさやかがほとんどただの弾除けになってしまっていてなかなかしんどい。
しかも誰かが倒れたら帰還するしかなく、アリアドネの糸代と治療費、宿代を考えると誰かが倒れたらほぼ赤字確定なんですよね。

ほむら「糸代が出るまで誰も倒れる危険のない2階で弱い者いじめするしかないわね」
マミ「私たちって正義の味方なのに、こんなのってないわ……」

一時ワーキングプアを脱出しても、プレイヤーが不注意なので FOE に当たってパーティ半壊とかわりとよくあるので、結局ワーキングプアのままです。

マミ「逃げるのに何回も失敗して暁美さんと二人きりになった時は肝を冷やしたわ」
ほむら「こんななのにまだ全滅なしとか正直驚きよ」

4階から後列二人組だけで歩いて帰還できるとは思いませんでした。これはラッキー。しかし当面スーパーワーキングプアでした。

フロンターレさん「私はフロースガル。新人どもに親切にするけど本当の目的はキマイラに殺された仲間の敵討ちなんだ。敵討ちに無関係な人間を連れて行くとかないんで、ペットと私の2名で向かうつもりなんだ」
さやか「かっこいいなーフロストギズモさん! 浪花節だねぇ」
ほむら「あの考え方は冒険者としては致命的ね」
マミ「一人と一匹ではねえ……」
あんこ「あいつ多分パラディンだからダメージ出ないだろ」
まどか「……」
さやか「あんたら……! だったらせめて止めなさいよ!」
ほむら「あの手合いは止めても無駄なのよ。あなたのようにね」
あんこ「同感だな」
マミ「さて別れて早々に血だらけのペットだけが発見されたわけだけど」
さやか「ううーっ」
まどか「私たちも宮廷からキマイラの討伐を依頼されたから、対策しないとだね……」

とは言い条、私もキマイラがどんな敵だったのかさっぱり覚えていないので。

ほむら「威力偵察ね」
まどか「大丈夫なのかな……」

キマイラの周囲にはお供モンスターがいるのですが、こっちから手を出すことはできないような位置にいます。キマイラと戦闘に入ると寄って来て乱入するのですが……。

ほむら「これは無理ね」

キマイラがお供モンスターから回復されるHPが100〜200。
こちらから出るダメージが100ちょい。

さやか「どうすんのさ! 囲まれてるから逃げられないわよこれ!」
ほむら「それには及ばないわ」

ガコン!(初リセット)

ほむら「キマイラには取り巻きがたくさんいるわ。あいつらはキマイラを回復する。私たちの火力では取り巻きと一緒にキマイラの相手をするのは無理」
さやか「なんでそんなこと知ってんのよ」
ほむら「統計よ」
さやか「統計って……」
ほむら「とにかく取り巻きがこちらの邪魔をしないようにする必要があるわね」
あんこ「でもあいつら先にやっつけようにも木の上にいてこっちに掛かってこねーじゃん」
マミ「聞いたことがあるわ! 『引き寄せの鈴』! あのマジックアイテムがあれば取り巻きはこっちに向かってくるに違いないわ!」
さやか「それなら普通にお店にありますけど……」
まどか「買うお金がないけどね……」

もうやだワーキングプア

さやか「さすがに取り巻きはあたしたちの敵じゃなかったわね!」
ほむら「では改めて威力偵察ね」
あんこ「改めて?」

キマイラのアタックが来るとさやかは数発耐えますがまどかと杏子は2発でオーバーキル。毒を喰らえばほとんど耐えられないし目標と左右にダメージの劫火が来るとさやかもまどかも杏子も仲良く瀕死です。

ほむら「これは無理ね」
ガコン!(リセット2回目)

ほむら「統計でキマイラの戦術はある程度わかったわ」
さやか「統計って……」
ほむら「キマイラの行動パターンはこれこれこうよ……で、美樹さやか! どうしてあなたはスキルポイントを8も残しているの! そんなので勝てるとでも思ったの!?」
さやか「だって、挑発のスキルレベル上げたら TP 消費が激しくなって連発できなくなるじゃない」
ほむら「挑発のレベルが低いからまどかや杏子に攻撃が飛んで回復が間に合わなくなるんでしょ! 使えない技を連発できても何の意味もないわ!」
さやか「何よその言い方!
マミ「でも一理あるわね……」

さやかの SP をどこに振るのか散々悩んでいたのですが、挑発を8レベルに、オートガードを1レベルにしました。

さやか「で? 劫火が来たらどうすんのよ」
ほむら「あなたにファイアガードを取ってもらう手もあったのだけど、頻度が低いから非効率だわ。劫火が来ないことを祈る。劫火が来たら何とかする」
さやか「ご立派な作戦だこと……」

さやかはまず挑発し、防御。まどかはパワーショット。杏子は硬皮化をさやかに掛けた後、打撃。マミはアイスショット。ほむらは雷の術式という戦法。各メンバーはレベル16で、さやか以外は HP 100行くか行かないかくらい。他のメンバーだと50ダメージぐらいのキマイラの打撃は、防御しているさやかには15〜20点程度。

さやか「あはははは痛くない! 痛くないわ!」
マミ(大丈夫かしら……?)
ほむら(さっさと決着をつける必要がありそうね……)

挑発効果は覿面で、キマイラはほとんどさやかを殴るだけのマシーンに。体力ゲージも半分以上減らしていてこりゃ楽勝かというムードの所に劫火が。前列のまどか、さやか、杏子が瀕死に。

マミ「回復は攻撃を集めている美樹さん優先で!」

しかし立て直している最中にもう1発劫火が! まどか、さやか、杏子が戦闘不能に。さらにキマイラの打撃がマミにヒット!

マミ「ま、まだまだ!」

HP4で踏みとどまりますが、次の打撃でほむらがダウン。キマイラの体力ゲージはもうほとんど残っていないのではありますが、マミの TP も尽きています。

マミ「劫火を連発してくるなら! みんな死ぬしかないじゃない! あなたも! 私も!」

しかしこの通常攻撃でキマイラはダウン。勝利です。マミさん経験値総取りでレベル16→20。他のメンバーは16のまま。そして治療費が掛かるのでまたワープア

ほむら「巴マミ、あなただけ宿代が随分高いのだけれど?」
マミ「レベルが高いからよ! ひとがみんなより食事するから宿代が高いみたいなこと言うのはやめて!」