仮面ライダーアクセル!

妹を殺され*1復讐のために戦う赤い仮面の……と言ったらお前 V3 じゃないですか!
という触れ込みで登場した仮面ライダーアクセルこと照井さんは触れ込みから昭和だったのですが実体も昭和でした。「変身!」じゃなくて、「変っ……しぃん!」とか言うし*2。あとあんなに真っ赤ジャンパーとか普通平成のヒーローは着ない。
その昭和のかっこよさに中てられた私は当然のように照井さんファンとなり今回の仮面ライダーアクセルもレンタル開始されるなり即借りして見たのでした。
感想としては、とにかくかっこいい!
とある事情により照井さんがアクセルに変身しないタイミングがありアクセルの殺陣こそ多くはないのですが、それにしても新技とかはあります。新フォーム抜きにしても。
それよりも生身の照井さんの殺陣がもうとにかくすごい。生身の状態でも照井さんは作中のかなり長い間制限を掛けられたまま戦うことになるのですが、その特殊なシチュエーション内の殺陣がかっこいいことかっこいいこと。使えるものは何でも使うぜ! みたいな。そんな情け容赦ない格闘をしつつも女の顔は敵でも殴らないぜというかっこよさ。全体とアクションの監督が運命のガイアメモリ AtoZ と同じ監督さんなんですよね。だから迫力と見映えは折り紙つきですよ。打撃と防御を行う双方の体にパウダーを掛けておいて、打撃が命中するとその衝撃でパッと粉が飛ぶ。それで力強い攻撃が行われている! みたいに見える演出もふんだんに使われて「照井さん強いなー」と思わされます。
ストーリーはあっさりめではありますけど、ダブルのストーリーを通して変わった照井さんが試される! という感じ。言い訳をしない、自分は二の次で守るべきもの、守るべき正義を守る照井さん! という昭和ヒーロー的なかっこよさが楽しめます。ちょっと突拍子もない台詞も出ますがまあこの違和感は AtoZ から地続きの違和感であってまーそこはしょうがないかなと思っております。
とにかく見所は殺陣です。意外なあの人も殺陣に参加しますよ! とにかく照井さんファンは必見です! 仮面ライダーエターナルも楽しみですねー。

*1:妹だけじゃないですけど

*2:アドリブだそうです