まどかマギカ色々

ネタバレバリバリ系なので閉じ。
10話は何というか予想通り(ほむらの周回プレイ)ではあったんですけど予想を超えてきて(各演出とか)うわーまーすげーわーと見てたんですけど。いやほんとすごいなあ、これ。
曲聞いただけで姿が見えなくても「マミさん来た! これで勝つる!」って思わせる演出とか。
すごいんだけど私はちょっとだけ水を差された感じ。
9話で散々盛り上がってしまったので。
さやかに対する杏子のあの祈りのようなものの一回性というか、唯一無二な感じが否定されてしまったような気がして。もっとも、杏子側からすれば間違いなく唯一一回なのでなんらあの決断の、シーンの価値は毀損していないというのは頭じゃあわかってるんですけど。しかもほむらが周回プレイしていただろうことは予想できていたんですけど。それでもなんかねえ。これは感情の問題なので何とも……。
あとみんな揃ってるのに魔女化するさやかに悲しいとか通り越して笑った。なんかスポットライトとかガンガンに当たってるし何でそんなノリノリなの! ほんとさやかは上条君のことしか見てないな! 私にはエヴァしかないとか言ってたアスカみたいだ! そういや二人は同い年だな……。
しかしそれはそれとしてすごい回だったのは間違いなし。ほむらを縛ってから杏子を落とすマミさんの異様な判断力の高さとか。噴いたわ。
他気付いたこととか。

  • ほむらの後ろ髪が分かれてるのは三つ編みの名残だったんですね
  • やくざから武器をちょろまかす魔法少女とかなさすぎてしびれるんですけど、なんかデザートイーグルの威力とかすごいことになってたのでほむらシールドの中に入れるとエンチャントされるんですかね
  • さやかは魔法少女になれば魔女になるし、マミは「人のために戦ってる」「キュぅべえが大事な友達」なのでそれをひっくり返されたら耐えられない、となればほむらは杏子と組むしかないよなあ
  • 杏子は強い。強いけどそれは「諦めたから」だからであって「諦めたのをやめた」ら「弱くなってしまった」というのが9話ですよね
  • 本当に強いのはまどかか
  • ぐるぐる周回プレイしているほむらを見ていたら「魔女空間には生前の願望に近いものばかりが配置されていて、でも本当に欲しい物は配置されない」ということを思い出して
  • ほむらが散々周回プレイしてもまどかを救えないのは実は周回プレイに見えているのは魔女ほむらの魔女空間なので本当に欲しいまどかの救済は行われず、今後も絶対に行われないとかひどいオチが思いつきました
  • まあこれは救いがなさ過ぎるし残り2話を残してこのオチはないでしょう
  • ワルプルギスの夜は散々単独の魔法少女では対応不能みたいに言われてたので、倒した魔法少女が次のワルプルギスの夜になるとか灰色の魔女カーラみたいなのを予想してたんですが違ったみたいー
  • OP 曲が今回最後に流れました。OP はぶっ飛ばして見がちだったんですけどこれ明らかにほむらの曲だった……ついでに magia もそうっぽいなと思ってましたけどそうでしたね
  • 次回予告のまどか「ずっとあの子たちを見守りながら、あなたは何も感じなかったの? みんながどんなにつらかったか、わかってあげようとしなかったの?」
  • 最初これほむらに言ってると思ったんですけど、ほむらに対してさやか杏子マミをさして「あの子」はないかなあと。「みんな」にもほむらは入るでしょうし。ほむらでなければもう状況に関係しているのはキュゥべえしかいないので、キュゥべえに言っているんでしょう。
  • ということは「最後に残った道しるべ」というのはキュゥべえに「何かを感じてもらうこと」「みんながどんなにつらかったか、わかってもらう」ことかも。それがかなえばきっと新しい魔法少女は最早生まれません
  • でもQの字に感情はないしなあ。それこそ「契約の望み」を使う必要があるかも
  • でも契約してしまうこと自体もそうだし望みをそんなことに使ってしまたらハッピーエンドはないよなー
  • ところで私はまだ「キュゥべえは嘘を吐かない」派です
  • 「こいつのソウルジェムを取り戻す方法は?」
  • 魔法少女は条理を覆す存在だ」「自分の知る限りではない」「前例はない」これは全部本当でしょう。こっちは一般論
  • で、「佐倉杏子には不可能に決まってるじゃないか」これは個別論。これと一般論は別に矛盾はしてないので、嘘ではないですよね

とかまあ色々。