まどかマギカに嵌まりました

今期はもうスタドラと起きられた時に最速武将伝三国演義を見られればそれでいいやみたいな感じで、しかしそれでいていくつか深夜アニメの録画を仕掛けておきながら結局見ないと、毎クールやってることを繰り返していたのです。当初のモチベーションを考えるとスタドラを毎週見ているのもかなりイレギュラーではあるのですが、録画して見ないアニメを見たというイレギュラーも発生して、それがまどかマギカでした。
「深夜に魔法少女仮面ライダー龍騎をやっているぞ!」と聞いて「へー龍騎なら見てみようかな」と思って見始めたのですがあれですね、1話の頭でも掛かっていた ED 曲の「magia」にガツーンと頭を殴られたような衝撃を覚えまして。で、何かそのシーンは背景とか物騒で横にいるナマモノが何か微妙に気味悪いので、異様な感じがする! と思いまして、じゃあとりあえず数話見てみようか、と思った所「とりあえず3話まで見ろ!」と言われたので、見てみたら、なるほど。と。
龍騎って言うほど龍騎ではないんですけど、龍騎だったら1年かけてやっていたことを圧縮して12回でやるんですから、そりゃ盛り上がるし引き込まれますわ。これは圧縮したんだから当然と言いたいのではありません。圧縮するのにも物凄い技術が要ると思いますし、龍騎よりもよっぽど整合が取れてて、画面の中には情報がぎっしりで目が離せません。で、その情報の洪水がきっちりこっちの感情を揺さぶってくるという。
全12話ゆえに主要登場人物は少なく、魔法少女は候補も含めて5人しかいないのですが、この5人がきっちり色分けされていつつ、状態を遷移させてかなり多くの人にフックするようになっているという。うむむ、見事な手腕。ぼくは、美樹さやかちゃん!
ここからは序盤のネタバレ含みで。
実際のところ3話は個人的にはそこまでショッキングじゃなかったんです。と言うのも、魔女の結界の中が何かもう異様すぎる感じで、人の居られる場所じゃあないなあ、と感じられたのでうすぼんやりと「こりゃあ人死にが出るアニメかねえ」と思っていました。そこへマミさんがガンガンフラグ立てていくんで「あっこいつはやばいんじゃないの」と思っていたら案の定……という感じだったもので。
私にとってショッキングだったのはむしろ6話の方ですね−。すでにさやかがお気に入りになっていたもので。