EPISODE 49 雄介(最終回)

最終回は変身・バトルなしとか斬新だなあ……

  • それどころか主人公の五代くんの出番すらほんのちょっとしかない
  • 前回終了時には相討ちにも見えた五代くんとダグバでしたが、一条さんが手繰っている資料を見るとダグバは未確認4号の攻撃により死亡とあり、相討ちを思わせる記述もなく、一条さんもめちゃくちゃつらそうな表情ではない(多少は険しい表情)ので五代くんは生き延びたと見てよい演出だと思います
  • でも、それって五代くんは、生身の体で生身の人間(とほぼ同じ存在)を殺す、という最悪な体験を最後にしてしまった、ということになります
  • 「何でだよっていうくらいいい奴だったもんな」
  • ですね。それを「五代は人間らしくない。制作者が思う正義の概念があって、そこに人間のような皮をかぶせたようなものだ」と批判する向きもあるようです。けど、私はこの五代くんでよかったと思います。仮面ライダーなのに戦闘に重きを置いていない、という斬新なスタイルの上に五代くんも通り一遍のヒーローではないと来たらちょっと冒険しすぎなんじゃないかと
  • 「作り事だよね。でも、作り事だっていいじゃない。だってそういうヒーローがいた方が嬉しいもの」という感じですか
  • この後、一条さんは長野に帰るということで、前エピソードの五代くんと同様に挨拶回りを始めます
  • まずは榎田さん
  • 榎田さんと冴くんはますますうまくいっているようです。なんかジャンともうまく行っているようで
  • 冴くんのボールをトラップして返す一条さん。ひょっとしてサッカーまでうまいのか……
  • 榎田さん「未確認とか関係ない普段の一条さんと五代くんを見たかったのに」
  • はいはいそれ俺漏れも!!
  • 次に一条さんが向かったのは椿さんのところ
  • これまでも体が変化していた五代くん、凄まじき戦士になったからにはもっと大変なことになっているはずと言います
  • それでもみんなの笑顔のために五代くんは戦った、そのために自分の笑顔を削ることになった……とも
  • ですが、「救いがないわけじゃない」と言って椿さんが取り出したのは、まさかの蝶野の手紙!
  • 椿さんと五代くんへの感謝の手紙でした。以前もてあそんでいたナイフも同封で。もう、こういうものは要らない、過去への決別ということなのでしょう
  • いまいちフォローが足りないのでは……というフェイドアウトをするたびに忘れた頃に出てくる蝶野恐るべし
  • みのりっちのところでは四号はホントはいちゃいけないって先生は思ってるの。四号なんかいなくてもいい世の中が一番いいと思うんだ」、と園児に話しかけているところに居合わせます
  • 桜子さんのところでは、ゴウラムに「凄まじき戦士が出たら俺は砂になります」と刻まれていたことを伝えられました。ゴウラムには安全装置が付いていたんですね。
  • ですがゴウラムは砂になっていない。つまり五代くんはゴウラム開発時に想定されていた凄まじき戦士、聖なる泉が涸れ果てて現れる凄まじき戦士にはなっていなかった、ということです
  • 桜子さん「伝説を塗り替えたってことですね」
  • なるほどここで主題歌と繋がるか
  • 「今度は私たちが頑張らなきゃ。すごく大変だけど、心の力で」 「五代くん、絶対笑顔を取り戻して帰ってきますよね」
  • 「五代は信じていますからね。世界中の皆の笑顔を」
  • 「リントもいずれ我々と等しくなる」とバラタトゥに一条さんは言われたわけですけど、そうならないようにしよう、みのりっちの発言とあわせると、みんなの力で、1人の英雄が苦しむような事態を作り出さないようにしよう、そう言いたいんでしょうね
  • その頃、五代くんは遠くキューバで子供たちにジャグリングを見せていました。そういえばクウガは五代くんのジャグリングから始まったんですよね
  • ただ今回の話は
    • ちょっとしか出番がなかった五代くんを一切映さないようにする
    • 一条さんをもっとしかめっ面にする
  • この2点を変更するだけで
    • 五代くんはダグバと相討ちになった
    • 五代くんが皆を悲しませないために「冒険に出る」と言って回っていたので、一条さんが口裏を合わせている
  • という話にできてしまうんですよね
  • 当初は、五代くんは人々を守るためとは言え、散々暴力をを振るってしまった。その罪は贖われなければならない、ということで、最後には死んでしまう予定だったのだとか
  • でも、子供番組ですからね。私らみたいなのばっかりが見る番組でしたら、そういうのでもいいのかも知れませんけど
  • ダブルの最終回もアレですよね、翔太郎が撃たれた後のパートは全部翔太郎が今わの際に見た幻みたいな解釈もできうるんですよねー

いやー、クウガ面白かったです。いまだに熱烈なファンがいるのも頷ける内容でした。一条さんマジかっこよかったです。フィギュアーツ一条薫まだあ? 
従来の仮面ライダーの「悪の組織が作り出した力で正義を行う」から、「本質的に彼我は同じものである。それでは、一体何が違うのか」と一歩進めたのがクウガなんでしょうね。それで、このテーマは以降の平成ライダーに共有されると。龍騎は敵もライダー、555は敵も自分と同じ存在、ブレイドもそう、電王も、キバもそう。で、ディケイドは自分が大ショッカーであり、ライダーでありながらライダーを破壊する存在。ダブルは敵も味方も同じ技術で戦う力を得る、と。他はすいません、まだネタバレに接していないので(そして、実際に自分で見るまでネタバレは避けようと思います)。
最後の戦い、五代くん泣いてましたけど、暴力による解決は彼の望むところではなかったんですが、結局暴力により解決するしかなかった。彼はダグバだけでなく自分の信条をも拳で打ち砕かざるを得なかった、とうのがどうにもやりきれない感じでしたね。
さて、次はアギトです。アギトには3人の仮面ライダーが出てくると聞いています。