LAST NIGHT on EARTH をやりました 2回目プレイ
ゾンビ発生穴を3つ塞ぐのが目的のシナリオです。時間制限は18ターン。
ゾンビ穴はガソリンかダイナマイトを持ったヒーローが1ターン穴の上で待機することで塞ぐことができます。
ゾンビマスターはY。
神父（担当：林さん）
- HP：3
- 継続効果を持つゾンビカードを、HP1と引き換えにキャンセル
- ラブシーンカードが出てもラブシーンに突入しない
ターンアンデッドは使えません。特殊能力が強力。HP を代償にする関係上看護婦と組むと超強力。しかもラブシーンカード無効とか。神父が参加する時点で看護婦を初期配置から排除することにしました。
ラッキー女学生
学園のマドンナ的なキャラでしょうか。
保安官
リボルバー生産装置。ヒーロー側としてはいかにゾンビと戦闘しないかが重要なので、銃を拾えるこのおっさんはかなり重要です。なお、最近息子とうまくいっていないという設定が無駄にあります。
余所者
- HP:3
- 探索を行う場合カードを2枚引き、1枚を手に入れ1枚を捨てる
今回はガソリンとダイナマイトを引かないことには話が進まないので唯一の再登板となりました。
初期から配置されるゾンビはダイス2個を振って数を決めるのですがゾンビマスターがいきなり10とか振るのでいきなり盤面がゾンビ祭りに。さらにゾンビマスターは早々に「停電」カードを2枚も使用してきます。
「停電」の被害に遭った建物内ではヒーローは1ターンに1マスしか移動できません。時間制限が厳しいゲームだけに、これはなかなか厳しい。ゾンビ穴がある建物が停電してしまっておりなかなか厄介。ただ、今回は神父がいるので停電をホーリーパワーでキャンセルできるのです。が、何か神父は初期配置の悪さゆえにゆるく包囲されていて危険な感じ。
そこで登場したのがリボルバー持ちの保安官！ リボルバーは射程3で、ダイスで4〜6を振るとゾンビを葬れる武器です。
保安官「これで神父様を掩護する！」
しかし。
はずれ。はずれ。はずれ。はずれ。はずれ。はずれ。
保安官「じじ実は銃なんかここ5年撃ったことないんだこの町平和だったからよう……」
神父を助けに行ったはずが逆にゾンビにかまれるという有様。
一方神父はゾンビから離れるために隅の農家に逃げ込んだところ金属バットを発見。これでゾンビを数体殴り殺して地震の安全を確保！
「ターンアンデッド（属性：壊）だ」
これで心置きなく病院の停電を HP1 と引き換えに排除して、ダイナマイトを引き当てていた余所者がソンビ穴を爆破。護衛に付いていた保安官がまたリボルバーを外して負傷。
保安官の私としてはダメージをキャンセルする「Just a scratch！（かすり傷だ！）」というカードがあったので割と安穏としていたのですがラッキー女学生から支援カードがバンバン飛んできて悪いことしたなーとか思ってました。
ゾンビマスターのカードの引きはなかなか良かったのですが神父にキャンセルされてしまうことと、こちらもなかなか爆発物の引きが良かったのがアゲインストだったようですね。
その中でキーになったのが「ゾンビ穴追加発生」と「神よ……やつらが……」の、両ゾンビカード。前述のようにゾンビは14体までしか発生しない上、移動力は基本的に1なので、一箇所に固まると他の防衛が難しくなるのですね。
そこへ来て急にヒーローのターゲットが増える「ゾンビ穴追加発生」は単純に辛いですし、「神よ……やつらが……」では、1つの建物がゾンビで封鎖されて使用不能になるのはいいのですが、その建物に充満するようにゾンビが発生するので、強制的にゾンビを一箇所に固められてしまうというデメリットがあるのですね。盤面にゾンビが出っ放しでも逆に困るという。
大勢は決したかというところでもさすがゾンビはゾンビ。ヒーローがダメージを受けた際に発動できる、次のダメージでゾンビになってしまうという「何か変な感じ……」カードで保安官と同行中の余所者がゾンビに！
さらにガソリンを掘り当てた神父はこれをラッキー女学生に託すものの自らはゾンビに囲まれ、物理的ターンアンデッドこと金属バットも折れ犠牲に！
ちなみに、ヒーローが犠牲になるとその場でヒーローはゾンビヒーローとなりゾンビマスターの管轄下に置かれますが、プレイヤーは新しくヒーローを選んで再度ゲームに参加することができます。これにより余所者は看護婦に転生ししかもゾンビがいないあたりに登場。そして速攻でダイナマイトを発見したため神父からガソリンを託されたラッキー女学生がゾンビ穴がある教会のドアを開かない開かないとガチャガチャやっている間*1にゾンビ穴を大爆破して人類大勝利！
プレイ感としてはよくあるアメリカゲーですね。カードの効果が強いのでわりと運頼りの大雑把な感じ*2。ですがコンポーネントがよくできているので雰囲気抜群というのもアメリカゲー。このゲームは大変珍しいことにサントラが付属しておりまして、ゾンビ映画の雰囲気を存分に味わうことができます。ゾンビ映画好きなボードゲーマーにはまったく外せないゲームと言えましょう。ボードゲームに興味がなくともゾンビ映画が好きならば、適当にプレイするだけでもゾンビ映画が再現されるこのゲームを見逃すわけにはいかないと思います。
