深い悲しみに包まれた

ようやくまとまった文章が書けるようになるまで回復しましたって言うかお前マジンガー見てたじゃん何が悲しみだよって言われたらそれを紛らわせるためのマジンガーだったんだよ! と。
ちょっとさすがにこれは無理だって所までライオンズは来てしまいました。ずっとギリギリのラインにいたのですが、西口が勝ち田中を撃破して「来た! 流れ来た!」と思ったんですけどねーうーん残念! でもほらアレですから、ノムさんラストイヤーですから! プレゼント!
で、それ以上に残念なのがマリーンズ応援団が西岡の応援をボイコットしたというあの騒動。うーん。それをやったのは MVP という集団なのですが、「マリサポ」と呼ばれる応援スタイルを編み出したのは彼らなんですよね。私は形骸化しているものの、依然として第二種兼業マリーンズファンを標榜しているのですが、そうなったのはジョニー黒木初芝様、堀さん、諸積、福澤洋一の次にあの応援のためなんですよね。そしてファンのありよう。
西武ドームに応援しに行ってあの応援スタイルに初めて遭遇した時は驚き、「別にサッカーの真似をすることないじゃん」と反感を抱いたものですが、なんでしょうね、チームを完全に信頼するというか、ひたすら一生懸命応援する実に気持ちのいい姿勢に惹かれたのですね。さらにライオンズがリーグ優勝を決めた後は、対戦後にライオンズに対し「日本シリーズでは頑張れ」と声援をくれたのです。「実に気持ちのいい人達だ」と思ったものです。
高校の頃通っていた塾にマリサポの先生がいらっしゃいました。大学生のバイトとかではなく、明らかに30代の方だったのですが、実に熱くマリーンズについて語っていました。まあ、マリーンズに対して熱過ぎて、マリーンズの大事な試合には仕事を放り出して駆け付けてしまい、姿を見なくなってしまったのですが……。
「○○先生を最近見かけませんが、どうされたんですか?」
「彼はほら、自由人だから」
私の中で「自由」という言葉に新しい意味が付加された瞬間でした。
先生はあの大連敗の際にも神戸に行っていて「俺たちがついているぞ!」と声援を送っていたそうです。その話をしている時、笑っていましたけど悔しそうでした。LF で放送されていた「ゲルゲットショッキングセンター」という番組で7月7日七夕スペシャルのリスナーの願いとして読まれた「今日こそマリーンズが勝ちますように」の後。即 DJ に「そのマリーンズですが、負けました!」と言われたのは良く憶えています。
先生はマリンスタジアムのライトスタンドに居たのでしょうか。居たにしても居ないにしても、あの光景を見てどう思ったのでしょう。もう一度、マリサポ先生にじっくり話を聞かせてもらいたいものです。