アスカが来たりて喇叭を吹く

エヴァンゲリオンの始まりと終わりを注げるラッパ両方ね。
ええっと、旧世紀版のエヴァの最後はアスカの「気持ち悪い」という台詞で閉幕し、アスカが幕を引いたと言っていいと思います。
あの台詞を消化するのに数年かかったんですがまーそんな話はどうでもいいです。
じゃ始まりの方はどうなのよ、というかアスカって最初から出てないじゃんと皆さんお思いかと思いますが実は最初っから出ていたのですよ! 私主観では!
品性とか疑われるかなーとか思ったんですがまー id:LASism も公開してしまったしこの際全部オープンで行きましょう当時私も中学生だったし仕方ないですよそうさ仕方ないさと思うんですがあれは忘れもしない1995年11月15日。いや実際には日付は忘れていたので今調べたんですけど、その頃私はおぼろげにエバン何とかぐらいの感じで名前だけ知っていて知り合いのロリコンで有名な福田君(実名)が何か一生懸命入れ込んでいるという話を聞いていて「どうせ碌なアニメではありますまい」と思っていたのでした。

当時はアニメ見る暇があったらゲームやるか野球中継見るかって子供でしたので。

んで、暇だーなんぞ面白い番組でもやっとらんのかコラとテレビのチャンネルを
ぐるぐる変えていたらアスカが何か着替えてるんですよ(Bパート頭)。
もうそのまま釘付けですね何せ男子中学生ですからね。
見てる内に何ですかこれめちゃくちゃ動いて面白いじゃんみたいな感じで
エヴァに嵌まっていったので最初から見ていた人とベースが全然違ったんですね。
アスカ登場の8話からしばらくエヴァはガラッと雰囲気が変わっているのですが、私はその雰囲気変わった後しか知らなかったのです。「逃げちゃだめだ!」とか全然知らなくてエヴァって赤くてかっこいいロボットが赤くてかわいい女の子の操縦で爽快に化け物をぶち倒すアニメって認識だったんですよ、最初のうちは。それってエヴァ全体から受けるイメージとは全然違う感じですよねー。
でまあ、私のエヴァは最初と最後をアスカが飾ってしまっていたんですよ。なのでそんな重要キャラを今更脇役ですからとか言われても納得できないのです。物語の最初と最後を担当する脇役なんて私は知らないです。
ここからネタバレ。
しかしね、アスカが3号機に搭乗して退場したことに関して、「アスカが主役グループから脇役グループへ配された!」というのは私は違うと思いますよ。

  • カレカノの曲はアスカ登場シーンに集中して使われている(特別扱い)
  • アスカが3号機に搭乗することになったのはトウジに割く時間がなかったため
  • アスカが一旦戦線離脱するのは旧世紀版も同様
  • 戦線離脱の理由も身体的ダメージではなく「精神汚染」というところも旧世紀版と同様(肉体のダメージは回復できないかも知れないが精神のダメージは少なくとも旧世紀版では回復不能ではなかった)

と考えれば「アスカが脇役扱いされた!」と騒ぎ立てるほどのことではないかと思います。
旧世紀版で同様の仕打ちを受けながら主役組に踏みとどまったわけですから。
大丈夫ですよアスカ派の皆様前回 EoE 同様アスカさん大逆転勝利の道筋は見えています。
なので「おのれレレレレイめめめめ」とか「何だあのメガネは!」とか騒ぎ立てる必要は一切ないと思いますよ!
まーメインヒロイン枠は譲ったかもしれませんけどねー。