昨日の過ごし方

神田明神に参拝したついでにイエローサブマリンでディセント拡張を購入して、帰宅したら twitter 経由で「おんな太閤記」が放送中なことを知って視聴開始。
おんな太閤記」は秀吉が亀治郎*1なので、以前から見ようと思っていたのですが亀治郎暴れ過ぎ。いちいちオーバーアクション。主に顔が。飛んだり跳ねたり転んで転げ回って大声で喚き散らしてやりたい放題。風林火山の顔芸に大河ドラマ秀吉の暴れぶりと歌舞伎パワーを一気に注入って感じでもうひどいの。もう亀治郎だけで面白いのでつけっぱにしていたのですが時々入るナレーションが聞きづらいとか棒とかそういう次元を超えてナレーターは瀕死の病人の演技をしつつナレーションしてるんですかって感じで聞いてて陰鬱になるというか HP を吸い取られるような感じの不吉さを感じるので新年早々こういうのはショッキング音声って感じで良くないんじゃないかなーと思ったんですがあふれ出る亀治郎のポジティブオーラがすさまじいのでちなみに歌舞伎パワーっぽいのはっぽいのは森光子のナレーションと合わせると光と闇が両方そなわり最強に見える亀治郎だけだと逆に頭がおかしくなって死ぬって感じで中和しようとしたのかなーと思いました。それと信長が「猿ゥ!」とか「禿鼠が!」とか言ってますけどカピバラだしね。ドラマなのに秀吉のあだ名に新説を呼び込んだよね。
あと姉川の戦いは屏風絵を映して森光子のナレだけ、比叡山焼き討ちは何か火事っぽいのを映しつつ森光子のナレだけ*2、信玄の死は馬上の信玄っぽい人の静止画に森光子のナレだけって感じで重要歴史イベントほどさらっと流されるというかドラマがドラマであることを放棄しようとしている場面が散見されたので新年早々衝撃を受けました。亀治郎とかどんどんふけてるのにねね役の仲間由紀恵(職業:声優)が全然年老いずアンチエイジングドラマとか言われていたのにもショックを受けました。テレ東には今後も周囲に流されない独自の番組作りを続けていっていただきたいものです。
あと途中 MX テレビで『さよなら銀河鉄道999』をやっていたので見ていたんですが何か無理矢理詰め込んだエピソードを矢継ぎ早に見せて思考させないことによってごまかしている感じですが各出来事の関連性がわりと薄くかなりいい加減な脚本に見えました。ハーロックとかエメラルダスが脈絡なくいいタイミングで出てくるし。何この……とか思って見ていました。

*1:風林火山』の信玄

*2:逃げ惑う人とか一人もいない