大団円

最終12巻出ました。早速買って読みました。
飛び飛びでブレイド買って読んでいたのですが、あ、ひょっとして ARIA 終わっちゃうんですかと思わされたのは11巻の最後、アリス昇格の回だったのですが、それを読んでもいやまだまだ、まだまだよ。まだまだ続くに違いないと思い直したのですが、いや ARIA はもう終わるのだなと強く思わされたのが12巻最初の「生き人形」の回だったのでした。この回を読んで、私も腹が決まったと言うか、何と言うか。
ARIA の終盤は展開が急過ぎる、もうちょっとじっくり伏線とか回収して終わらせることはできなかったのか、というような意見はしばしば耳にし、私もそう思わないでもなかったのでした。ですが単行本として手に取ってみると、この形のままが正解だなと思われたのでした。12巻はまるまる ARIA に別れを告げる一冊だったのです。この一連の流れが二冊以上にまたがっていては間延びして見えたに違いありません。
しかしいい最終回だったなあ。どんなものにも終わりはあるのですから、良い終わり方を迎えた作品は幸せですし、そこに居合わせた読者も幸せですよ。恥ずかしい台詞禁止。
本編は終わりましたけど、私はもうちょっと ARIA をいじくらせてもらおうと思います。最後には1Pじゃなくてしっかりした漫画を1本描きたいですね。まあ私の画力と集中力のなさという巨大な壁が立ちはだかっているんですけどね。

ARIA(12) (BLADE COMICS)

あとオレンジな日々はやっぱり最終回でしたね。